廃プラの物語
2025-07-13 10:28:15

廃プラから生まれた生きものキーホルダーがもたらす循環の物語

循環の物語が生まれる場所



2025年6月28日に無印良品 唐津店で、NPO法人唐津Farm&FoodのPrecious Plastic 唐津と佐賀県循環型社会推進課が主催する『循環ワークショップ』が開催され、たくさんの参加者が集まりました。このワークショップは、捨てられる運命にあったペットボトルのキャップが、独自の生きものに形を変えるという魅力的な体験を提供します。

生きものに形を変えるキーホルダー



参加者たちは、無印良品で回収されたペットボトルキャップを使って、「カメ」「イルカ」「チョウ」などの生きものをモチーフにしたカラフルなキーホルダーを作成しました。環境問題を考える上で、これらのキャップがどのように役立つのか、そして資源循環の重要性を痛感する貴重な時間となりました。

アップサイクル体験を通じて



子どもたちが自ら手を動かし、力いっぱいに作業する様子は実に楽しそうでした。このワークショップでは、単にクラフトするだけでなく、「捨てる」ことから「つなぐ」ことの重要性へとつなげていくインスピレーションがあります。参加者は自身の手で廃棄物に新たな命を吹き込むその瞬間を体験し、誰でもが環境に配慮する意義を実感できます。

地域の力を結集して



このイベントには、唐津南高校の「虹ノ松原プロジェクトチーム」や熊本県天草市の住民、地元のカフェを営む店主、市役所の職員など、多様な背景を持つ方々が集まりました。国境を越え、異なる地域がひとつの目標に向かって力を合わせる姿は、資源の循環だけではなく、地域同士のつながりを深める重要なステップと言えるでしょう。

環境教育の第一歩



参加者が作成したキーホルダーは、それぞれの特別な作品となり、持ち帰る喜びは計り知れません。この瞬間こそ、児童や大人が「循環の物語」に発展する第一歩を踏み出すきっかけになります。環境教育を進める中で、次の世代に向けたメッセージが伝わることを期待しています。

未来へつなぐ取り組み



Precious Plastic 唐津は、楽しい体験を通じて地域でのサーキュラーエコノミーの活動を拡げていきます。廃棄物を減らし、循環する社会を目指すことで、希望あふれる未来を描けるように、さまざまな人々が共に手を取り合って進んでいけることを信じています。さらなる取り組みが続くことで、もっと多くの人々に関心を持ってもらえるよう願っています。

参加すること自体が、持続可能な社会へとグッドサイクルを生み出す社会の一員になる第一歩。次世代に向けて創られる『循環の物語』は、あなたの手の中でも始まります。楽しみながらともに社会を変えていきましょう!


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