2025年6月4日から6日の3日間、東京ビッグサイトにて「住まい・建築・不動産の総合展BREX」が開催されました。来場者数は15,922人を超え、新しい不動産の未来を切り開く盛会となりました。この展示会では、最新のテクノロジーやサービスが一堂に集結し、業界関係者にとって貴重な情報交換の場となりました。
このイベントには、地域不動産業界のデジタル変革を支援するいえらぶGROUPも出展。ブースでは、同社が展開する不動産向けのDX支援サービスや関連商品の展示が行われ、多くの来場者が訪れました。また、いえらぶGROUPの執行役員、三津田貴紀氏がセミナーで登壇し、生成AIを商業用不動産業務にどのように取り入れるかについて具体的な見解を披露しました。
三津田氏は、これまでのキャリアを詳しく語り、特に彼が新規営業部の責任者としての成績を称賛されることが多いことを強調しました。彼は新卒でいえらぶGROUPに入社し、3期連続でトップセールス賞を受賞。その後2019年度には新規営業部の課長に就任し、2020年度には部全体を統括する責任者となりました。彼の熱い思いは「ITの力で不動産業界をアップデートする」というミッションに裏打ちされており、このセミナーでもその情熱が伝わってきました。
セミナーでは、売買業務の特性に着目し、属人化しやすい部分をいかに効率化するかが大きなテーマとなりました。AI技術は「副操縦士」として捉えられ、具体的な活用方法が紹介されました。物件紹介文の自動作成、チャットボットによる顧客対応、価格査定の分析支援、契約書の要約など、実際に役立つシーンが提示され、参加者はその導入方法や業務のどの部分に効果が見込めるのかを考えるきっかけを得たでしょう。
展示会のブースは多くの方に来場していただき、関心を寄せていただきました。いえらぶGROUPの展示スペースでは、同社の提供する各種サービスについて詳しい説明を行いました。講演会の合間には、不動産業界の関係者同士の交流イベントも開催され、情報交換やビジネスマッチングが行われました。
いえらぶGROUPは、独自のミッション「いい家選ぶ、いえらぶ。」に基づき、不動産業界のデジタル化を進めるためのソリューションを提供しています。全国25,000社以上で利用されているバーティカルSaaSサービス「いえらぶCLOUD」や「いえらぶBB」は、不動産事業者の業務を変革し、より良い住まい選びをサポートしています。将来的には、不動産取引業には参入せず、公平で安心できる不動産プラットフォームを目指すとしています。
今回のイベントは、いえらぶGROUPの展開する新たな試みや、業界全体の情報発信の側面からも大変重要な位置付けとなりました。今後もこうした活動を通じた不動産業界の進化が楽しみです。