岡山大学ワークショップ
2026-03-23 23:00:29

岡山大学で行われた先端研究ワークショップの様子をレポート

岡山大学で開催されたクライオ電顕・FIB-SEMワークショップ



2026年3月6日、岡山大学の津島キャンパスにおいて、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)の一環として、クライオ電顕・FIB-SEMワークショップが開催されました。このイベントは、様々な研究分野における最新の技術と知見を共有することを目的としており、学内外から多くの参加者が集まりました。

ワークショップの目的と参加者



今回のワークショップでは、2024年に中国・四国地域に初めて導入されるクライオ電子顕微鏡「Krios G4」と、2025年に西日本で初めて導入されるクライオトモグラフィー用クライオプラズマFIB-SEM装置「Arctis」という先端機器の共同利用を促進することを目指しています。これにより、関係者同士のネットワーク形成が促進され、研究の発展につながることが期待されています。イベントには、100人以上の参加者が集まり、研究者や技術職員、企業関係者がそれぞれの専門分野について意見を交換しました。

第一部:設備見学会



ワークショップの第一部では、KIBINOVEに設置されたクライオトモグラフィー用クライオプラズマFIB-SEM装置「Arctis」の見学会が行われました。参加者は担当者の詳細な説明を受けながら、実際に機器を目の当たりにしました。その際、参加者たちは非常に熱心に質問をし、理解を深めていきました。

第二部:基調講演とパネルディスカッション



第二部では、岡山大学学長の那須保友氏が開会の挨拶を行い、機器の共用利用が持つ意義とネットワークの形成について強調しました。また、文部科学省のJ-PEAKSにおける取り組みや、他の大学からの取り組みが紹介されるとともに、クライオ電子顕微鏡を活用した研究開発に関する講演が行われました。具体的には、以下のようなテーマが紹介されました:
  • - 佐々木諒平氏(北海道大学)の「Ribosome脱UFM化機構の構造解析」
  • - 石本直偉士氏(横浜市立大学)の「細菌間における多剤耐性因子伝達機構の構造生物学的研究」
  • - 安楽佑樹氏(塩野義製薬)の「構造に基づく創薬デザインに対するクライオ電子顕微鏡の応用」

これらの講演は、各研究者が異なる視点からクライオ電子顕微鏡を取り扱っており、参加者にとっても非常に刺激的な内容でした。

第三部:個別相談会



最後の第三部では、機器利用についての個別相談会が開催されました。興味を持った研究者たちは具体的な利用方法について質問し、岡山大学の専門家から直接アドバイスや情報を得ることができました。

今後の展望



岡山大学は、引き続きJ-PEAKSに基づいた研究の基盤整備を進め、地域や企業との連携を強化していく予定です。また、今回のようなワークショップを通じて、様々な知見やネットワークを形成し、地域を超えた研究の発展を目指していきます。

今後も岡山大学の取り組みには目が離せません。地元や全国、さらには国際的な研究と連携を強化し、さらなる進化を遂げることが期待されています。


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