アートファン待望の新刊!
2026年4月中旬、アート界で名高いTASCHEN(タッシェン)と青幻舎が共同で発行する「ベーシックアートシリーズ」の新作が登場します。今回発売されるのは、ピエール=オーギュスト・ルノワールとフランシス・ベーコンの作品を取り上げた日本語版です。これにより、アートに対する理解をさらに深めることができます。
TASCHENとは
1980年にドイツのケルンで設立されたTASCHEN。アート、デザイン、建築など多岐にわたる書籍を手がけ、今ではパリ、ロンドン、ベルリンなど、世界各地に11店舗を展開しています。同社は「革新的で美しい美術書を大衆的な価格で提供する」という理念のもと、様々なテーマや価格帯の書籍を出版しており、特にLGBTやエロティカといったジャンルにも目を向けています。これまでに20カ国以上で翻訳・販売され、世界中のアート愛好者に広く支持されています。
ベーシックアートシリーズの魅力
「ベーシックアートシリーズ」は、各アーティストに焦点を当て、その生涯や作品を詳しく紹介する構成となっています。特にルノワールやベーコンという巨匠たちの作品を通して、彼らの独自の視点や時代背景が分かりやすく解説されています。これにより、一般的なアート書籍では得られない深い理解が得られるのです。
ルノワールの世界
ルノワール(1841–1919)は、幸福を描く力を持つ「幸福の画家」と称されることで知られています。彼の作品は、多くの人々に愛され、特に日本においてもその人気は絶大です。本書では、彼の代表作77点を厳選し、作品だけでなく、その背後にある人生のドラマや当時の社会情勢についても触れています。ルノワールが取り組んできたテーマは、彼の愛、友情、苦悩といった人間の根本的な感情まで広がり、読み応えのある一冊に仕上がっています。
ベーコンの衝撃
フランシス・ベーコン(1909–1992)は、独学で美術を学び、第二次世界大戦後に評価されるようになったアーティストです。彼の作品は、グロテスクさと人間のトラウマが織り交ぜられたもので、視覚的なインパクトを持っています。本書では、彼の名作78点を収録し、その独特の画風やテーマに迫ります。特に同性愛を扱った作品は、当時としてはタブーなテーマを公然と表現したものであり、美術史においても重要な位置を占めています。
アートを体感する新しいカタチ
現代では、インターネットを通じて誰もが簡単にアートにアクセスできる時代。ですが、ただ見て楽しむだけではなく、その背後にある歴史や作家の思いを学ぶことで、アートの楽しみはさらに深まります。本書を通じて、美術の流れや作家の人生を学ぶことで、より価値ある鑑賞体験が得られることを目指しています。
次なる展開
このたび、第三弾の刊行も予定されています。予定されているタイトルは、イギリスの風景画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーと、20世紀美術を代表するマルセル・デュシャンを取り上げ、2026年秋に同時刊行が決定しています。今回の新刊『ルノワール』『ベーコン』とともに、さらなるアートの魅力に触れるチャンスが到来しています。
書誌情報
- - 書名: SEIGENSHA|TASCHEN Basic Art Series ルノワール PIERRE-AUGUSTE RENOIR
- - 著者: ペーター・H・ファイスト
- - 判型: 266×216 mm
- - 定価: 2,750円(本体2,500円)
- - ISBN: 978-4-86831-027-3
書名: SEIGENSHA|TASCHEN Basic Art Series ベーコン FRANCIS BACON
- - 著者: ルイジ・フィカッチ
- - 判型: 266×216 mm
- - 定価: 2,750円(本体2,500円)
- - ISBN: 978-4-86831-028-0
この新刊の発売を心待ちにしているアートファンは多いはず。ぜひ、手に取ってみてはいかがでしょうか。アートの新たな楽しみ方が見つかることでしょう。