ベトナム医療提携
2026-06-12 14:50:44

医療法人ゆみの、ベトナムでの地域包括ケアモデル構築に向け基本合意書を締結

医療法人社団ゆみのがベトナムにおける地域医療連携を強化



近年、医療法人社団ゆみの(東京都豊島区、理事長:弓野 大)は、ベトナム・ホーチミン市に位置するトンニャット病院と、患者支援に関する基本合意書(MOU)を締結しました。この契約は、特に循環器疾患を抱える患者に焦点を当て、病院から在宅への医療連携を強化することを目的としています。

背景とニーズの把握



ベトナムは急激な高齢化と生活習慣の変化により、慢性疾患患者が増加し、これらの疾患が死亡原因の主要な要因となっています。それに伴い、医療体系には大きな負担がかかっています。退院後のフォローアップや在宅医療のシステムが十分に整備されていないため、再入院が多発するという問題が顕在化しています。

この現状に対し、医療法人社団ゆみのは、経済産業省の支援を受けたプロジェクトを通じて、クラウド型ナースステーションや在宅医療データ共有システムなどをベトナムで展開しています。これにより、地域医療の質を向上させる仕組み作りを進めてきました。

基本合意書の内容



今回のMOUにより、トンニャット病院との連携を深め、退院支援や遠隔モニタリング、在宅ケアを組み合わせた地域包括ケアモデルの構築を進めていきます。トンニャット病院は、患者の選定や療養計画の立案、治療後のフォローアップを担うことで、システムの中核をなします。

一方で、DOMED Clinicは、病院と在宅ケアの連携を調整し、訪問診療やデータ収集を担当。これによって、よりスムーズな医療の流れを実現しようとしているのです。

医療の質と患者幸福度の向上



この共同の取り組みにより、再入院率の低下を目指すとともに、患者の安全性も高めていく狙いがあります。具体的には、院内治療の効率化と同時に、患者家族の精神的な負担を軽減し、医療費の負担を軽減することが期待されています。

調印式には、トンニャット病院の院長やベトナム家庭医協会の会長など、さまざまな関係者が集まり、地域医療の未来についての意見が交わされました。特に、退院後のケアの重要性が再度確認され、医療のあり方に新たな視点が加わることになりました。

今後の展望



医療法人社団ゆみのは、ベトナムの医療課題解決に向け、この基本合意書を第一歩と捉えています。トンニャット病院等の現地パートナーと共に、病院から地域への患者移行を円滑に進め、地域医療の真の実現を目指します。

法人概要


医療法人社団ゆみのは、「医を通じてその人らしい人生をサポートする」を理念に、外来診療と在宅医療を行なっています。2012年に設立され、東京・大阪・愛媛・福岡で8つの拠点を展開するなど、地域密着型の医療の提供を進めています。


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