SGホールディングスがTECH PLAY AcademyでDX人材育成に取り組む

SGホールディングスがDX人材育成を推進

近年、企業にとってデジタルトランスフォーメーション（DX）は重要な課題となっています。SGホールディングスグループは、この流れを受けて、若手・中堅社員向けの実践型研修プログラム「TECH PLAY Academy」を導入し、企画力の向上を目指しています。これは、ただの研修にとどまらず、具体的な新規事業の企画提案までを含む内容となっており、受講者の満足度は100%に達しました。

DXに注力するSGホールディングス

SGホールディングスは、物流業界において2024年問題や人手不足といった社会的課題に向き合っています。このような背景から、DXを通じた業務改革と既存社員の再教育を進めており、特に「ソリューション人材」の育成を重視しています。この取り組みは、同社が「DX銘柄2025」として認められる一因にもなっています。

TECH PLAY Academyの魅力

TECH PLAY Academyは、パーソルグループの運営により実現した研修プログラムです。これは、テクノロジーに特化した人材を育成するためのモジュールで構成されており、SGホールディングスから選ばれた25名の社員が参加しました。全6回のプログラムでは、実際に新規事業を企画し、チームで提案を行うことで、実践的なスキルを磨くことに焦点があてられています。

中川淳氏（経営企画部担当部長）は、「顧客視点に基づくアプローチが新しい企画を生み出すカギだ」と述べ、本研修の成果に期待を寄せています。

研修の成果と今後の展望

受講者からは、「実践的で非常にためになった」との手応えがあり、多くが業務に活用できる知識を得たと報告しています。本研修は、あくまでスタート地点として、今後はアイデアを実際に事業化に向けて進めていくことが重要です。中村哲人氏（経営企画部主任）は、受講者の成長が最終的には企業全体の革新につながると信じています。

研修の実施と今後のサポート

この研修は2024年7月から11月にかけて行われ、数カ月の間に多くのアイデアが生まれることとなります。また、受講者へのサポートを引き続き行うことで、企業全体のDX推進を加速させる意志が示されています。今後、TECH PLAYは、研修内容をより深く科学することで、企業のDXを後押しするとともに、日本全体のデジタル改革を推進してまいります。