Mitokude.localの新展開
2026-09-07 17:32:25

企業のサイバーリスク管理を革新する「Mitokude.local」の登場

企業のサイバーリスク管理を革新する「Mitokude.local」の登場



企業のIT環境は日々進化し、PCやサーバーだけでなくスマートフォン、ネットワーク機器、IoT設備、さらには工場の生産機器まで多岐にわたります。この中で、企業が把握していない「シャドーIT」と呼ばれる未管理のデバイスが潜んでおり、サイバー攻撃の新たなリスクを生み出しています。これに対応するために、グランセキュノロジー株式会社が新たに展開するのが「Mitokude.local」です。このサービスは、企業の内部ネットワークに接続されたIT資産を自動で検出し、サイバーリスクを可視化することを目的としています。

シャドーITとサイバーセキュリティ



サイバー攻撃の手法は巧妙化しており、攻撃者がネットワーク内部に侵入後に、さらなる被害を拡大させる傾向が強まっています。企業が「シャドーIT」を管理できていない場合、ウイルスなどが内部に侵入し、重要なデータが流出するリスクが高まります。このような状況を防ぐためには、社内で何が起こっているのか、どのようなデバイスがネットワーク上に存在するのかを把握することが不可欠です。「Mitokude.local」は、まさにこの課題に応えるために開発されました。

Mitokude.localの機能



「Mitokude.local」は、社内ネットワークや工場などに接続されたIT資産を自動的に発見し、その構成や脆弱性情報を可視化します。エージェントを必要としない「エージェントレス型」のスキャン方式を採用しており、PCやサーバー、IoT機器などすべてのデバイスを把握できるのが特徴です。特に注目すべきは、発見されたIT資産の脆弱性情報を紐づけ、「どこにリスクがあるのか」「侵入された場合にどのように悪用されるか」を明確にします。

1. 自動検出機能



社内ネットワークに接続されている機器を自動で検出するため、これまで管理部門が見逃しがちな「シャドーIT」を迅速に洗い出すことができます。新たに接続された機器があれば、監視設定によって即座に通知されるため、常に最新の状況を把握できます。

2. 攻撃経路の可視化



このサービスは、ネットワーク内部に侵入された際に、悪用される可能性のある機器やその経路を可視化します。例えば、ある港湾システムでは、VPN機器の脆弱性を突かれ、コンテナ作業が停止するという事例が発生しています。「Mitokude.local」を導入すれば、そのようなリスクを事前に把握し、対策を講じることができるのです。

3. IT資産とセキュリティリスクの一元管理



発見されたIT資産を一元管理し、各資産に関連するリスク情報を統合することで、従来の資産台帳では把握できなかった最新の状態が反映されます。この情報は、企業が持つ資産に対する継続的な管理のために非常に重要です。

今後の展望



グランセキュノロジー株式会社は、「Mitokude.local」を通じて見えないIT資産とサイバーリスクを可視化し、2027年までにさらに多くの資産に対応することを目指しています。また、今後はクラウド環境なども対象に追加し、CAASM(サイバー資産攻撃対象領域管理)市場での役割を広げていく計画です。

このように、「Mitokude.local」は企業や工場に潜在する脅威を早期に発見し、対策を立てるための強力な手助けとなるでしょう。企業のデジタル化が進む中で、リスクマネジメントを適切に行うことはますます重要になっています。今後も「Mitokude.local」の動向にご注目ください。


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