小樽市とエナーバンクの新たな一歩
株式会社エナーバンクが、小樽市と再生可能エネルギーの導入促進に関する協定を締結しました。この協定は、エナーバンクが提供するユニークなデジタルソリューションを活用し、小樽市が掲げる『ゼロカーボンシティ』の実現に向けた取り組みを加速させるものです。
小樽市の脱炭素化への取り組み
小樽市は2021年5月に、2050年までに二酸化炭素排出量をゼロにすることを目指す『ゼロカーボンシティ小樽市』を宣言しました。未来の世代が安心して暮らせる環境を残すため、自然環境の保全と生活環境の調和を図りつつ、脱炭素社会に向けてさまざまな施策を推進しています。この流れの中で、エナーバンクとの協力は重要なステップとなります。
協定内容と具体的な連携
エナーバンクは、小樽市内の事業者及び市の施設に向けて再生可能エネルギーの導入を促進します。2024年12月17日には、具体的な協定が締結され、市内事業者に向けたリバースオークションを実施し、再生可能エネルギー電力の調達を支援することが明記されています。
主要な連携事項
- - 市内事業者向けのリバースオークションによる再エネ電力調達の協力
- - 市施設の再エネ電力調達に関するリバースオークション利用の検討と実施
- - 市内の事業者および市施設でのFIT非化石証書調達についての協力
次世代へのエネルギー供給
この協定を通じて、エナーバンクは小樽市の事業者に対し、再生可能エネルギーの導入コストを軽減しながら、より安価で持続可能なエネルギー供給を実現することを目指します。また、『おたる再エネ共同購入プロジェクト』を通じて、地域経済全体のグリーン化にも寄与することが期待されます。
リバースオークションの特長
エナーバンクが提供するリバースオークション『エネオク』は、事業者に対して他社の入札価格を参考に再入札を可能にし、コスト削減を図ることができます。この仕組みが導入されることで、今まで以上に効率的なエネルギー調達が実現し、環境に優しい選択肢が広がります。
未来を見据えた取り組み
エナーバンクは、今後、さらに多くの自治体と連携し『エネオク』や『グリーンチケット』を利用した再エネ電力調達を進め、コストを抑えた再生可能エネルギーの導入を支援する予定です。脱炭素化の社会に向けて、エナーバンクはそのデジタル技術を通じて、効率的かつ持続可能なグリーン化を推進します。
お問い合わせ先
本件に関してさらに詳しい情報が必要な方や、再エネ導入を検討している方はエナーバンクの公式サイトをご覧ください。興味のある自治体の方は、ぜひ案内ページを訪問いただき、積極的な取り組みを行っていきましょう。
エナーバンクのゼロカーボンシティ実現支援サービスサイト
具体的な連携協定の内容や、各種サービスについては小樽市のホームページでも確認できます。地域に根ざした持続可能な未来を築くため、今回の取り組みが大きな一歩となることを願っています。