エクシオと日立が手を組み、公共分野のデジタル化を加速
エクシオ・デジタルソリューションズ株式会社が株式会社日立社会情報サービスとの協業を発表し、公共分野においてServiceNowを活用したデジタル化を加速させる新たな取り組みを11月より開始します。この共同プロジェクトでは、両者の強みを融合し、より効果的な行政サービスを市民に届けることを目指しています。
現代の公共サービスと市民の期待
近年、多くの民間企業が導入したデジタルサービスは、公共の分野でも重要な役割を果たすようになっています。市民は、より便利で、高品質な行政サービスを期待するようになっており、公共機関には、業務の効率化だけでなく、効果的な資源の活用が求められています。さらには、柔軟な働き方を実現するための仕組み作りも重要な課題となっています。
両社の強みを活かした新たな試み
エクシオ・デジタルソリューションズは2018年からServiceNowを中核としたプロジェクトに取り組んできました。その中で、ITサービスマネジメントの枠を超えたエンタープライズサービスマネジメント(ESM)の導入実績を多数持ち、各業界のリーディングカンパニーへの導入を進めています。一方、日立社会情報サービスは、30年以上にわたり公共分野に携わってきた豊富な経験と実績を持ち、近年はSaaS製品の導入拡大にも取り組んでいます。
この2社の強力なタッグにより、公共分野でのデジタルサービスが加速され、市民に対するサービスの質を一層高めることが期待されています。
協業の具体的内容
協業の具体的な内容として、両社は以下の項目を掲げています。
1.
公共分野での市場開拓および提案活動の強化
新しい技術を駆使することで、公共機関における導入支援を行い、効率的な運営を実現します。
2.
専門家の育成
ServiceNowに関する専門技術者の育成にも力を入れ、両社の技術力を底上げします。これにより、顧客への提供価値を高め、多様なニーズに対応できる状況を整えます。
この協業を通じて、持続可能な地域社会の実現へ向けた新たな価値の創造に挑戦し続ける所存です。エクシオ・デジタルソリューションズ社は、市民の皆さまがより快適で便利なサービスを受けられるよう、全力を注いでいきます。
エンドースメントからの期待
ServiceNow Japanの渡部洋史氏も、この協業に対して大きな期待を寄せています。行政機関のデジタルワークフローが一層効率化されることにより、職員は核心的な業務に専念でき、住民への迅速なサービス提供が可能になると強調しています。今後もさらなる連携が進むことで、公共サービスの進化が期待されます。
まとめ
エクシオ・デジタルソリューションズと日立社会情報サービスの協業は、公共分野におけるデジタル化の新たな時代を切り拓くものとなるでしょう。双方の強みを活かし、地域社会に寄与するサポートを進めることが大きな目標です。新たな発展を見据えた取り組みに今後も注目が集まります。