山の手空襲80周年
2025-07-08 17:43:43

戦争の記憶を次世代へ届ける『山の手空襲80周年 朗読と音楽の集い』

山の手空襲80周年 朗読と音楽の集い



2025年7月13日、港区にて「山の手空襲80周年 朗読と音楽の集い」が開催されます。このイベントは、過去の戦争の記憶を次世代に伝え、また戦争の悲惨さを忘れないための重要な取り組みとして行われるものです。

歴史的背景



戦時中、港区では何度も空襲が行われ、特に昭和20年3月10日の東京大空襲や、5月24日から26日にかけての山の手大空襲では甚大な被害を受けました。港区の芝区、麻布区、赤坂区の広範囲が焼け野原となり、多くの命が失われました。中でも、5月25日の夜から26日にかけての空襲は特に激しく、表参道周辺でも多くの人が犠牲となりました。

このような過去の出来事を風化させてはいけないと、平成28年から「山の手空襲の体験を次の世代に伝えていくこと」と「歴史から学び、戦争を二度と起こさないようにすること」を掲げて、実行委員会による集いが行われてきました。昨年は「港区平和都市宣言」が40周年を迎える特別な年であり、より一層の意義を持ったイベントとなることでしょう。

集いの概要



今回のイベントは、港区立青南小学校体育館で行われ、午後1時から午後3時までの2時間にわたって実施されます。開場は午後0時30分からです。参加者は、戦争の体験や思いを語る機会を得られるとともに、音楽の演奏も楽しむことができます。

内容


  • - 山の手空襲体験者によるお話
空襲を体験された方が、その貴重な体験を語り継ぎます。戦争のリアルな一面を感じる貴重な時間です。

  • - 児童・生徒による朗読
地域の学校から参加した児童や生徒が、自らの体験談を朗読します。若い世代が語る声を通して、さらに多くの人々に戦争の記憶を伝えることを目的としています。

  • - 音楽演奏
今回の集いでは、ピアノとヴィオラによる演奏も行われます。ピアニストの佐藤麻理氏と、ヴィオリストの飯顕氏による美しい音楽が、厳かな雰囲気を醸し出します。

まとめ



「山の手空襲80周年 朗読と音楽の集い」は、過去の出来事を忘れず、次世代に伝えていくための重要なイベントです。今回の集いを通じて、多くの人々が戦争の悲惨さや平和の大切さを改めて考えるきっかけとなることを期待しています。皆さんの参加を心よりお待ちしています。


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