レコチョクとAudioSalad社が提携
株式会社レコチョク(渋谷区、社長:板橋徹)が、米国の音楽テクノロジー企業であるAudioSalad社(ニューヨーク州、CEO:Iain Catling)とのパートナーシップを発表しました。この提携は、国内音楽市場の配信環境を向上させることを目的としています。
パートナーシップの目的
レコチョクは、「音楽市場の最大活性化」をミッションに掲げ、国内のレコード会社と密接に連携しながら、様々なソリューションを提供してきました。今回、音楽配信プラットフォームの協力を得るためにAudioSalad社を選び、その強力な配信ネットワークをもとにしたサービスを開発中です。このプラットフォームを導入することで、国内アーティストの海外展開が一層進むことが期待されています。
今後の計画
AudioSalad社のプラットフォームは、すでにシステム開発が進行中で、近日中に詳細が発表される予定です。また、6月27日に予定されている「Music Ally Japan Global Digital Summit 2025」では、両社がブースを出展し、この新しいサービスの概要やデモを披露する機会を設けます。
両社のコメント
相田 一成 社長コメント
「AudioSalad社との契約によって、世界標準の配信アセット管理を実現できることを大変嬉しく思っています。権利者のニーズに被るような形で、便利で効率的なサービスを提供することが可能になります。この新しいサービスは、国内の権利者様の課題を解決するために設計されました。」
Iain Catling CEO コメント
「日本の音楽市場には多くの魅力があり、また同時に明確な課題も存在します。レコチョクとのパートナーシップを通じて、日本の伝統とデジタル・イノベーションを融合させたカスタマイズされたソリューションを提供できることが光栄です。」
レコチョクの背景
レコチョクは音楽配信事業やブロックチェーン技術を活用したサービスを展開し、権利者へのビジネス支援に力を入れています。また、傘下の株式会社エッグスでは、インディーズアーティストの音源配信や収益化支援にも携わっています。レコチョクグループは、日本の音楽文化の発展をサポートするため、さまざまな形で貢献しています。
まとめ
レコチョクとAudioSalad社の提携は、日本の音楽市場の未来に明るい展望をもたらすものです。音楽のグローバルな流通システムを確立し、国内アーティストに新しい機会を提供するこの取り組みから目が離せません。今後のサービス展開にぜひご期待ください。