上下水道の持続可能な未来を探求するセミナーのご案内
日本の上下水道事業は、地域の住民生活や産業活動にとって非常に重要なインフラとなっています。しかし、現在、この事業は整備・拡張から持続・運営・更新へと大きな転換期を迎えています。これに対応するため、JPI(日本計画研究所)は、11月11日に専門的なセミナーを開催します。このセミナーでは、EYストラテジー・アンド・コンサルティングの福田健一郎氏が講師として参加し、最新の動向や具体的な事例についてお話しします。
セミナー概要
開催日時
2025年11月11日(火) 09:30 - 12:00
講師
福田健一郎氏(EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 インフラストラクチャー・アドバイザリー アソシエートパートナー)
講義内容
セミナーでは島根県の取り組みを含む、広域化や官民連携の進展について詳しく解説されます。最近の研究によれば、ヒトの減少、資産の老朽化、そして需要の減少という3つの観点から、上下水道事業は多くの課題に直面しています。
特に、広域化や共同化が行政の重要な課題として浮上してきており、各地域での取り組みが進められています。また、官民連携については、すでに浜松市や宮城県などでコンセッション方式が成功事例として紹介され、多くの地域で導入が進んでいます。
講義の主な項目
1.
上下水道事業の現状
- 制度や経営状況の確認
- 施設の老朽化や水道料金の見込みについて
2.
事業変革と広域化の動き
- 事業統合の状況
- 秋田県での広域的事業補完組織設立の取り組み
3.
PPP/PFI/コンセッションの解説
- 主要な論点と国内外の事例の紹介
4.
ウォーターPPPの解説
- この新たな手法の詳細と推進方策について
5.
今後の運営体制と動向
- 広域化とPPP/PFI分野における将来的な展望
6.
質疑応答と名刺交換会
- 講師や参加者同士でのネットワーキングの機会
受講方法及び料金
セミナーへの参加は、会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信から選択可能です。受講人数に応じて料金が設定されており、地方公共団体の関係者は特別料金が適用されます。詳しい情報や申し込みは
こちらから確認できます。
参加の意義
上下水道事業は地域社会の基盤であり、持続可能な運用のためには新しいアイディアや手法が求められています。この専門的なセミナーは、関係者が直面している課題を共有し、有意義なネットワークを構築するための貴重な場となるでしょう。セミナー終了後もアーカイブでの視聴が可能なため、忙しい方にも配慮された提供がなされています。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。