岡山大学の国際交流
2025-12-19 19:37:04

岡山大学と台北大学連盟が学生交流協定を締結 - 新たな国際教育への扉が開く

岡山大学と台北大学連盟、学生交流協定の締結について



2025年12月5日、岡山大学の津島キャンパスにて、国立六大学連携コンソーシアムと台北大学連盟間で学生交流協定が締結されました。この協定は、両大学の学生に国際的な学術経験を提供することを目指しており、国境を越えた学びの促進が期待されています。

国際連携の背景


国立六大学連携コンソーシアムには、千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学が加盟しており、各大学は自主性を重視しつつ連携を深め、教育や研究、社会貢献の機能を強化しています。一方で台北大学連盟には、国立台北大学、国立台北科技大学、国立台北医学大学、国立台湾海洋大学が参加しています。

この交流協定は、2020年6月に締結された国際交流協定の延長として位置づけられており、毎年行われているジョイントシンポジウムを通じて、両者の友好関係はさらに強められてきました。特に、2023年5月には国際交流協定が更新され、より強固な連携が期待されています。

協定締結式とシンポジウム


調印式には、岡山大学の鈴木孝義副学長と台北科技大学の王錫福学長が出席し、協定書に署名しました。鈴木副学長は、協定締結の意義を強調し、長期にわたる協力関係への感謝の意を示しました。そして、今後のさらなる連携の深化を期待していることを述べました。

その後、同会場で行われた第5回のジョイントシンポジウムでは、初めて学生を対象としたユースセッションが開催されました。このセッションには両コンソーシアムに所属する10大学の学生がオンラインで参加し、「学生として何ができるか」をテーマに熱心な議論が交わされました。グループごとに意見を発表し、学生交流の新たな一歩となりました。

岡山大学の教育理念と今後の展望


岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として、国内外の大学との連携を強化しつつ、持続可能な発展を模索しています。このたびの協定締結により、より多くの学生が国際的な視野を持つことができ、学術活動の活性化が期待されます。また、留学支援や教育プログラムの充実により、グローバルなリーダー育成に向けた取り組みも進めていくことでしょう。

この学生交流協定の締結は、国立六大学と台北大学連盟にとって重要なマイルストーンです。これにより、両者の連携が深化し、学生たちが国際的な舞台で活躍する機会が飛躍的に増えることでしょう。今後の岡山大学の活動に大いに期待が寄せられています。


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