Infobloxが新たなAIセキュリティ基盤「Infoblox IQ」を発表
Infobloxが革新をもたらす「Infoblox IQ」
米国カリフォルニア州に本社を持つInfobloxは、エンタープライズネットワークの運用基盤を強化する新たなプラットフォーム「Infoblox IQ」を発表しました。このプラットフォームは、エージェンティックAIを活用して、ネットワークやセキュリティ管理の効率化を図るものです。
「Infoblox IQ」が提供する機能
常時監視と早期発見
Infoblox IQは、DNSクエリやIPアドレスの割り当て状況、さらにはセキュリティイベントをリアルタイムで監視します。このシステムが実現するのは、担当チームが問題の早期発見を迅速に行えることです。自動的にデータを分析することで、問題の調査や対応もスムーズに進みます。
Interop Tokyo 2026での展示
また、Infobloxは2026年6月10日から12日に開催されるInterop Tokyo 2026に出展し、「Infoblox IQ」を直接体感できる機会を提供します。この展示会では、エンタープライズネットワーク向けの「Best of Show Award」部門のファイナリストとしても選出されたため、注目が集まります。
特徴的なMCPサーバーとの連携
「Infoblox IQ」の導入には、標準化されたオープンプロトコルを活用したMCP(Model Context Protocol)サーバーが含まれています。このシステムにより、外部のAIアシスタントやアプリケーションとInfobloxのデータが接続され、より幅広い統合が可能になります。これにより、企業は独自のAIシステムを簡単に構築し、運用コストを削減できます。
大量のイベントの集約
Infoblox IQの最大の強みは、その豊富な経験に裏打ちされたインテリジェンスです。25年以上にわたり、世界中の企業のDNS、DHCP、IPアドレス管理(DDI)を行ってきた実績により、数千のユーザーからの導入データが集積されています。
実際の導入事例として、Infoblox IQは504,000件を超える運用イベントをわずか24件の優先アクションに集約することに成功しました。これにより、従来は手動で分析に45〜90分を要していたものが、短時間で即座に必要な情報を提示することが可能になっています。
様々な運用向け機能
セキュリティ運用用の「Infoblox IQ for Threat Defense」
このモジュールでは、DNSセキュリティアラートをエージェンティックに 조사し、根本原因を迅速に特定することができます。アナリストは数時間ではなく数分で優先順位の高いアラートに対応でき、効果的な運用が実現します。
ネットワーク運用用の「Infoblox IQ for DDI」
この機能は、ネットワークの設定や運用における潜在的な問題を早期に検知し、根本原因を数秒以内に可視化します。これにより、運用担当者はスムーズに修復アクションを実行できるようになります。
まとめ
Infoblox IQは、単なる運用効率化を超え、組織が自律的なIT運用を展開するための重要なデータ基盤を提供します。Mukesh Gupta氏(Infoblox Chief Product Officer)は、「Infoblox IQは、エンタープライズネットワークの運用を変革するもので、信頼できるインフラデータがあらゆるAIシステムの基盤となると信じています」と語っています。
Infoblox IQは、今後のAI駆動型運用の最前線で、企業がデジタルトランスフォーメーションを加速させる手助けとなることでしょう。一般的な提供は2026年秋に予定されていますが、現在は一部の早期アクセスユーザーにすでに提供されています。今回のよって、ネットワークセキュリティの未来に期待が高まります。