AI営業支援の進化
2025-05-01 12:09:14

商談解析AI「JamRoll」がナレッジワーク社グループに参画し営業支援の未来を拓く

商談解析AI「JamRoll」がナレッジワーク社に参画



株式会社Poetics(東京都渋谷区、代表取締役:山崎はずむ)が、2025年5月1日付で、セールスイネーブルメントAIを提供する株式会社ナレッジワーク(本社:東京都港区、CEO:麻野耕司)のグループ会社となることが発表されました。この株式譲渡は、両社の製品や人材におけるシナジーを活かし、営業プロセス全体を支える新たなステージを切り開くものです。

株式譲渡の背景と目的



1. 製品シナジーの実現



ナレッジワーク社は、大手企業向けにセールスイネーブルメントAI「ナレッジワーク」を展開しています。これまで、このAIは営業資料の発見・共有を支援し、商談シナリオの作成や資料準備などのプロセスで営業担当者をサポートしてきました。一方、Poeticsが提供する「JamRoll」は、商談の書き起こしや要約、CRM/SFAへの自動入力を通じて営業の商談後プロセスを支援しています。これらの製品を統合することで、営業プロセス全体のサポートが可能になります。例えば、JamRollの商談データを基に、ナレッジワークが次回の商談で最も効果的な資料を提案できるようになるなど、両製品の連携が期待されます。

2. 技術・人材シナジーの強化



ナレッジワーク社は、営業支援のリーディングカンパニーとして、多くの大手企業に優れたUI/UXを備えたプロダクトを提供してきました。この中では、再現性と実効性を兼ね備えた支援も含まれています。一方、Poeticsは、音声・言語解析AIの領域で研究開発を進め、国内外から高い評価を受けてきました。これにより、両社の技術力を活用し、営業向けのセールスAIエージェントの開発を加速します。ナレッジワーク社の麻野社長は、両社のビジョンと戦略が完全に一致したことから、今回のM&Aを進めたと述べています。

Poetics CEOのナレッジワーク社CAIO就任



今後、Poeticsの代表取締役・山崎はずむがナレッジワーク社の執行役員CAIO(Chief AI Officer)として、AI戦略およびセールスAIエージェントの開発をリードします。山崎氏は、ナレッジワーク社のプロダクト開発力と自社のAI技術とが融合することで、日本を代表するスタートアップが誕生すると確信しています。

このM&Aは、日本の営業支援業界に新たな変革をもたらす期待が寄せられています。両社の技術とノウハウを活かすことで、世界でもトップクラスの営業支援プロダクトを提供する体制が整うことでしょう。一歩進んだ営業支援の未来が、今、現実となりつつあります。私たちも、AI技術の進化に注目し、その成果を迎えることを楽しみにしています。

会社概要



  • - 株式会社ナレッジワーク
- 所在地:東京都港区虎ノ門4-1-1神谷町トラストタワー23F
- 設立日:2020年3月18日
- CEO:麻野耕司
- コーポレートサイト:ナレッジワーク

  • - 株式会社Poetics
- 所在地:東京都渋谷区
- 代表者:山崎はずむ
- コーポレートサイト:Poetics


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