リノベるがアジア市場に新たな展開
リノベーションプラットフォームを運営するリノベる株式会社が、アジア市場への進出を本格化させています。同社はシンガポールとタイに親会社から独立した法人を設立し、タイの住宅市場におけるリーダーシップを目指します。
新たな拠点、シンガポールとタイに法人設立
リノベるは、アジアにおけるハブ機能を持つシンガポール法人「RENOVERU GLOBAL PTE. LTD.」を設立し、さらにその関連会社としてタイ法人「RENOVERU (THAILAND) CO., LTD.」も設立しました。これにより、タイ市場におけるリノベーション事業に拍車がかかります。
タイ市場の特性とは
タイでは現在、人口がピークを迎え、住宅市場の構造変化が見られます。特にバンコクでは、新築コンドミニアムの価格が高騰し、広さが狭くなる一方で、中古物件は手頃な価格で広い空間を活用できるため、盛り上がりを見せています。しかし、中古住宅市場は日本に比べてリノベーションや流通基準が未整備で、「安心して購入できる」といった環境が整っていません。
リノベるは、日本国内での豊富な実績を活かし、タイ市場での中古コンドミニアム流通の新たなスタンダードを作り上げることを目指しています。
再販第1号案件、着工へ
タイ市場への進出を象徴するのが、バンコクにて行われる再販第1号案件の着工です。これは、シンガポールの日系投資家と協力のもと、2026年6月に完成予定のプロジェクトで、バンコク中心地に位置する築28年の中古コンドミニアムをリノベーションします。この物件は、166平米の広々とした一室をスケルトンリノベーションし、現代的なライフスタイルに対応した間取りに変更される計画です。
未来の展望とパートナーシップの強化
タイ市場の特性を考慮し、リノベるは現地パートナーとのネットワーク構築を進めています。不動産の仕入れや販売に携わる企業や施工パートナーと協力し、リノベーションサービスや「中古コンドミニアム購入+リノベーション」のワンストップサービスを提供することを視野に入れています。
シンガポールでも同様の戦略を推進
また、シンガポールでも不動産プレーヤーや施工会社との関係を築いており、日本品質のサービスをアジア全域で広める計画です。リノベるは、この取り組みにより、欧米のようなリノベーション文化をアジアに根付かせることを目指しています。
リノベる株式会社の基本情報
- - 社名: リノベる株式会社
- - 代表取締役: 山下 智弘
- - 設立: 2010年4月
- - 所在地: 東京都港区南青山5丁目4-35 たつむら青山ビル
- - 公式サイト: リノベる株式会社
リノベるの国境を越えた挑戦は、日本国内でのリノベーション事業をさらに発展させるだけでなく、アジアの不動産市場の未来を切り拓く重要な一歩となるでしょう。