精神科訪問看護交流会
2025-09-02 10:39:28

精神科訪問看護交流会初開催、全国から100名以上が参加し新たな連携の場を形成

初開催で広がるネットワーク「精神科訪問看護交流会」



2025年8月23日、兵庫県加古川市の総合福祉会館で「第1回 精神科訪問看護ネットワーク交流会」が開催されました。このイベントは、訪問看護の専門機関や支援者たちが一堂に会し、精神疾患を抱える方々の自立支援について意見を交換する機会として、大きな注目を浴びました。開催には、株式会社eWeLLと株式会社ミチルワグループの就労移行支援事業所「ハンズ」が関与し、精神科訪問看護の分野における連携の壁を取り払うための初の試みとなりました。

開催背景と目的



精神科訪問看護は、訪問看護師、就労支援員、相談支援専門員など多職種の連携が鍵ですが、依然として「連携したくても相手の顔が見えない」といった課題が残ります。そこで、本交流会は、「現場での課題を共有し、相互理解を深める場」として設計されました。全国から集まった100名を超える医療・福祉関係者や療養者の家族が共に集い、意見を交わしました。

トップランナーの講演



この交流会では、訪問看護のトップランナーである小瀬古伸幸氏と中村義幸氏が講演を行いました。小瀬古氏は、「多職種連携」をテーマに参加者を一つの輪にし、全員が顔を合わせる環境を作り出しました。ワークショップでは、参加者同士が意見を交わし合うことで、連携の重要性を実感しました。

中村氏は、危機に備える「クライシス・プラン」の必要性を講演しました。参加者は実際にこのプランを作成するワークショップを通じて、精神的な不調や危機に備える方法を学びました。

心温まるおもてなし



会場では、地元の「ハンズ加古川」の利用者が手作りした「さをり織り」のコースターがお土産として提供され、参加者に温かいメッセージが添えられていました。また、大阪のコーヒー豆専門店「コーヒー豆専門店あろは」の協力で、障がいのあるスタッフが選別した高品質なコーヒーも振る舞われ、交流の場がさらに盛り上がりました。

未来への展望



多様な職種の人々が集まり、熱気あふれる交流の場を創出したこのイベント。全国各地から集まった参加者たちは、それぞれの立場から現場の課題と工夫を共有し合い、未来の医療・福祉の在り方を考える貴重な機会となりました。次回の開催が期待されます。

この交流会を通じて、地域医療福祉を強化するための一歩が踏み出されました。「地域のために何かしたい」という想いが多くの人に広がり、次回の開催に向けた期待も高まっています。今後も、eWeLLとハンズは地域包括ケアを支えるための取り組みを続けます。


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