クリュッグから新たなシャンパーニュ2種が登場！その特徴と魅力を徹底解説

クリュッグから新たなシャンパーニュ2種が登場！

調和と個性が交錯するシャンパーニュ

シャンパーニュ界の名門、クリュッグが2025年7月に「クリュッググランド・キュヴェ 173 エディション」と「クリュッグロゼ 29 エディション」をリリースします。これらの新作シャンパーニュは、現在のトレンドを反映しながらも、メゾンの伝統や卓越した技術を受け継ぎ、ユニークな魅力を持つ逸品です。特に、創業者ヨーゼフ・クリュッグの理念を受け継ぎ、極上のシャンパーニュを毎年産出するしっかりとした哲学が感じられます。

クリュッググランド・キュヴェ 173 エディション

このエディションは2017年のブドウを主成分に、13の異なる年から集められた150種類のワインをブレンド。2017年は天候が厳しい年で、春には凍霜や豪雨が見舞いましたが、最終的には深い果実味を持つブドウに育ちました。このシャンパーニュの特徴は、エレガンスと複雑さを兼ね備えており、特に2000年代のリザーヴワインをふんだんに使用することで、洗練されたシンフォニーが完成しています。

テイスティングノート

- アロマ: トーストやブリオッシュ、バニラの香りが高まります。
- 味わい: 濃厚な果実味が心地良く、口の中に広がるレモンの余韻が印象に残ります。

価格とペアリング

価格は750mlで42,000円（税抜）、ボックス付きで43,500円（税抜）。ペアリングとしては、イベリコ豚の生ハムや、アスパラガスのローストが最適です。

クリュッグロゼ 29 エディション

「クリュッグロゼ 29 エディション」は、2017年の果実味豊かなワインに、異なる4つの年のリザーヴワインを加えた29種類のワインをブレンドしています。この独自のバランスは、メゾンのブレンド技術の賜物であり、ロゼ特有の繊細さと力強さを見事に調和させています。特に、ラズベリーやチェリー、ビターな余韻が特徴的です。

テイスティングノート

- アロマ: ラズベリーやストロベリー、トーストの香りが印象に残ります。
- 味わい: シャルロットやレディフィンガーのような風味が豊かで、フィニッシュにはピンク・グレープフルーツのほろ苦さが響きます。