ウフル、Slack会話のハイライトをAIでマルチチャネル配信
株式会社ウフル(東京都港区)は、このたびSlackと自社開発のローコード開発プラットフォーム「enebular」を活用した新サービスを発表しました。これにより、Slack上の会話をAIで要約し、テキストや音声形式でマルチチャネルに配信することが可能になります。これにより、膨大な情報の中から必要な内容を簡単に把握できるようになります。
Slackの特徴と利点
Slackは、企業内外のコミュニケーションを円滑にし、生産性を高めるためのビジネスプラットフォームとして広く認識されています。プロジェクトやチームごとにグループが形成され、SNSのように迅速で簡単なやり取りが可能です。特に昨年4月に導入された生成AI機能「Slack AI」により、過去の対話データからの情報収集がより効率的に行えるようになりました。
ウフルの取り組み
ウフルでは、Slackを社内のコミュニケーションツールとして活用しており、様々な組織へのSlack導入支援も行っています。また、社内にはAIに特化した専用チャンネルが設けられ、活発な議論や機能検証が日常的に行われています。特に、AIを用いた課題の可視化や業務の効率化に加えて、最新のAIニュースをラジオ形式で毎日自動配信するなどの取り組みが進められています。
このような活動の中で、社員たちからは「Slackに蓄積された情報や複数のチャンネルで同時に進行している会話に、もっと簡単にアクセスしたい」という声が上がっています。これを受け、ウフルはAIを活用したマルチチャネル対応の要約サービスの開発に着手しました。
サービスの詳細
ハイライト生成
このサービスでは、Slack上の会話データをもとに、AIが自動でハイライト(要約)を生成します。これにより、同時に行われる会話の要点を把握でき、スレッドを遡る手間が省けます。
音声コンテンツ化
また、テキスト情報だけでなく、AIによって生成されたラジオ形式の音声コンテンツも提供します。通勤中や作業の合間に聞くことで、効率的に情報をインプットすることができます。
音声サンプルも用意されており、軽快でフレンドリーなトーンやリラックスしたトーンでそれぞれ異なるチャンネルのハイライトを提供しています。
マルチチャネル配信
生成されたテキストや音声データは、Slack内のチャンネルに限らず、メールや社内ポータルへも自動配信され、利用者のニーズに応じた柔軟な情報提供が可能です。
未来へのビジョン
ウフルは「テクノロジーと自由な発想で、持続可能な社会を創る」という理念のもと、企業や自治体のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。今後もデジタル技術を駆使し、社会が抱えるさまざまな問題解決に取り組むことで持続可能な社会の実現に貢献していく考えです。
詳細情報については、
ウフルのSlack導入支援や、
株式会社ウフルについての公式サイトをご確認ください。