障害者の働く選択肢を広げる拠点が群馬に誕生
2026年10月1日、株式会社スタートラインが群馬県前橋市に新しい障害者雇用の拠点「Diverse Village MAEBASHI」をオープンします。この拠点により、約140名の障害者とその管理者が新たに雇用されることが期待されています。この新しい施設は、障害者が自分らしい生き方を実現できる社会作りを目指しています。
Diverse Village MAEBASHIの概要
Diverse Village MAEBASHIは、群馬県前橋市元総社町字落合593番地60及び593番地56に位置し、JR新前橋駅から徒歩15分の距離です。この場所は、障害者が就業するための複数の業務を集約している点が特徴です。利用者は自らの特性に合わせた職種を選択し、成長に応じて業務を変更することが可能です。
この取り組みは、従来の障害者雇用が職域を限定していた状況を打破し、働く人々の能力開発やキャリア支援に力を入れています。
Diverse Villageの取り組みとは?
Diverse Villageは「誰もが自分らしく生きる社会」の実現に向け、障害者の自立と成長を支えるための新しい仕組みを提供します。特に、グループ内での多様な業務体験は、個々の能力を引き出すだけでなく、就業体験を通じて独立した生活を支援しています。
BYSN(バイセン):ロースタリー型障害者雇用支援サービス
その一つとして、「BYSN」というコーヒー焙煎業務を行うサービスがあります。BYSNでは、障害者が専用のプロ仕様焙煎機を用いて高品質なコーヒー豆を製造し、企業オリジナルの製品を開発しています。このプロセスは、企業の認知度向上につながるだけでなく、社員の満足度を高める役割も果たしています。また、BYSNではコーヒーマイスターを目指す資格取得のサポートも行っており、一人ひとりのキャリアに寄り添います。
INCLU(インクル):サポート付きサテライトオフィス
もう一つのサービス「INCLU」は、障害者雇用に関する様々な相談を受け付けるサテライトオフィスです。職域開拓やチームビルディング、能力開発など全方位的な支援を行い、障害者が安心して働ける環境を提供します。INCLUには、少人数から利用できる「INCLU ONE」というプランも用意されており、柔軟に支援が受けられます。
経営理念とサービスの拡張
株式会社スタートラインの経営理念は「自分をおもいやり、人をおもいやり、その先をおもいやる」です。この理念のもと、2009年の創業以来、障害者雇用の新しい場づくりから定着支援までを一貫して実現することを目指してきました。
現在、Diverse Village MAEBASHIでは、ABA(応用行動分析)やCBS(文脈的行動科学)の知識を基に、障害者に特化した様々な支援サービスを展開しています。屋内農園型の障害者雇用支援サービスや、カスタマイズ研修など、障害者の採用から定着までを担う多様なメニューが揃っています。
未来に向けてのビジョン
「Diverse Village MAEBASHI」の開設は、群馬地域における障害者の雇用機会をさらに広げる重要なステップとなります。スタートラインは、これからも多様な人々の可能性を拡張し、企業とのコラボレーションを通じて、より良い社会を築いていくことを目指していきます。