東京演劇の2026年春を彩る新作情報
2026年、新たな舞台が東京の劇場を賑わせる季節がやってきます。
クワイエットルームにようこそ The Musical
まず注目は、松尾スズキの手がける新たなミュージカル『クワイエットルームにようこそ The Musical』です。この作品は、精神科病院という閉じた空間で繰り広げられる人間ドラマを、ファンタジーとエンターテインメントの融合で描かれています。公演は2026年1月12日から2月1日までTHEATER MILANO-Zaで行われ、松尾自身が信頼を寄せるキャストとスタッフと共に丁寧に創り上げられた作品です。出演者には、咲妃みゆさんや松下優也さん、昆 夏美さんといった実力派が名を連ねています。彼らの演技と歌声による感動の瞬間を見逃さないでください。
コクーン アクターズ スタジオ第2期生発表公演
続いては、若手演劇人たちの学びの場、コクーン アクターズ スタジオの第2期生による発表公演『アンサンブルデイズ―彼らにも名前はある―』です。これは、2026年3月19日から22日までBunkamuraシアターコクーンで開催されます。演出はノゾエ征爾さんが担当し、松尾スズキによるオリジナル作品が上演されます。初めて舞台に立つ若手たちの新鮮な才能が、どのように花開くのか、その瞬間をぜひ見届けてください。
獨道中五十三驛が再び
さらに、歌舞伎ファンにとっては見逃せない情報が続きます。市川中車と市川團子がタッグを組む『獨道中五十三驛』が、2026年5月3日から26日までTHEATER MILANO-Zaで上演されます。この作品は、宙乗りの演出という新たな試みを取り入れ、今までにないエンターテインメント性を誇る歌舞伎公演になることでしょう。
池永康晟の個展
演劇だけでなく、美術の世界でも注目のイベントがあります。池永康晟による個展『少女より始むる』が、2026年1月10日から27日までBunkamura Galleryで開催中です。日本画界のパイオニアが描く最新作は、麻布や岩絵具などの伝統的な技法を駆使し、静謐ながら情熱的な魅力を放っています。
Bunkamuraドゥマゴ文学賞
忘れてはならないのが、第36回Bunkamuraドゥマゴ文学賞の選考も進行中です。今年の選考委員には博物学者で小説家の荒俣宏さんが名を連ねており、2026年9月3日には受賞作品が発表されます。どの作品が選ばれるのか、文学ファンとしても楽しみです。
新たな舞台や展覧会が目白押しの東京エリア。これらのイベントは、私たちの心を揺さぶり、感動を提供してくれることでしょう。2026年の春、ぜひ劇場やギャラリーに足を運んで、アートの世界に触れてみてください。