壁画で伝える挑戦の姿
2025年に東京で開催される世界陸上を前に、Hondaウエルカムプラザ青山に新たな壁画が完成しました。このプロジェクトは、東京都港区に本社を置くアートカンパニー、OVER ALLsによるもので、国内外の人々に夢と挑戦を伝えることを目的としています。
壁画には、Honda陸上競技部所属の小山直城選手(男子マラソン)と森凪也選手(男子5000m)が描かれ、彼らの姿を通じて「諦めずに走り続ける力」を表現しています。さらに、背景にはHondaのモビリティが描かれ、選手たちと企業の挑戦が一つのストーリーとなって人々の目に触れることを期待されています。
壁画の意義とそのメッセージ
このプロジェクトは、選手の努力だけでなく、Hondaの社員が彼らに送る声援が一体となって新たな力となることを象徴しています。社員自身も選手たちの走りから奮い立たされ、共に未来へ進む原動力になることを願っているのです。Hondaのスローガンでもある「The Power of Dreams」は、この壁画に込められたメッセージそのものです。
大きな舞台での掲出
壁画は、東京・青山一丁目交差点という人が行き交う大きな舞台に掲出されています。この場所を通る人々に、挑戦する選手たちの姿を通じて「夢を信じて走り続ける力」を届けることが狙いです。お互いが支え合い、夢の実現へ向けて進む姿が、この作品から伝わることを期待しています。
制作の背景とプロジェクト概要
Walls Art制作には、OVER ALLsの代表、赤澤岳人氏が企画・プロデュースを担当し、メインアーティストの山本勇気氏が創作を手掛けました。彼は「ART BATTLE JAPAN 2018」のチャンピオンでもあり、全国各地で多くのミューラル作品を残しています。過去には、ダルビッシュ選手と大谷選手を描いたエスコンフィールドHOKKAIDOの壁画なども手がけ、多くのメディアにも取り上げられています。
壁画の詳細は以下の通りです:
- - 掲出場所:Hondaウエルカムプラザ青山(閉館中)
- - 住所:東京都港区南青山2丁目1-1
- - 掲出期間:2025年9月10日(水)~9月末予定
- - サイズ:W7.0m × H5.0m
- - 制作日数:7日間
- - 使用画材:ペンキ、スプレー
アートプロジェクトの全貌
このプロジェクトは、他の場所でも続いており、赤坂サカス広場やASICS FLAGSHIP HARAJUKU、SEIKO HOUSEなど、複数のスポットでさまざまなアスリートの姿を描くことで、多くの人に勇気や夢を提供しています。これにより、東京2025世界陸上の成功と、選手たちの挑戦が多くの人に感動を与えることを目指しています。壁画の力が人々を繋ぎ、今後の活躍に期待が高まります。