newmoグループのタクシー事業譲受
2023年、移動の新たな可能性を追求するnewmo株式会社は、大阪府東大阪市を拠点とするタカラ自動車株式会社からタクシー事業を譲り受ける契約を結びました。この事業譲渡により、newmoは大阪の交通インフラにおける存在感をさらに強化し、地域社会における役割を果たすことを目指しています。
 newmoグループの成り立ち
newmoは2024年1月に設立された新しい企業で、「移動で地域をカラフルに」をミッションに掲げています。大阪地域では既に、岸交、未来都、堺相互タクシーといった3つのタクシー会社を傘下に持ち、1,000台以上のタクシーと1,500人以上の従業員を抱える体制を整えています。これにより、地域のニーズに応じたサービスを提供し、移動の自由を促進しています。
 タカラ自動車について
タカラ自動車は、地域密着型のサービスを展開しており、63台のタクシーを運行しています。きめ細やかなサービスと地域への愛着から、多くのお客様に支持されてきました。今回の譲渡により、タカラ自動車がもつ営業権や車両がnewmoに引き継がれ、運行体制の維持と拡充が図られます。
 経営戦略と今後の展望
newmoグループは、譲受後もタカラ自動車の運営スタイルを尊重しつつ、デジタルトランスフォーメーション(DX)を積極的に推進していく方針です。オペレーションの統一と効率化を図り、乗務員の採用にも注力します。これにより、お客様のニーズに応えるサービスを提供し、地域の移動の足不足を解決することを目指しています。
 全国のタクシー事業者との連携
また、newmoは今後、全国に展開するタクシー事業者との資本提携や事業承継などを進めていく考えです。この取り組みは、大阪のみならず、日本全体の交通体系の発展に寄与する重要なステップとなるでしょう。興味をお持ちの事業者に向けて、パートナーシップの窓口を設置しています。
 まとめ
新たな取り組みが始まる中、newmoグループは「お客様に選ばれるタクシー会社」を目指して全力で邁進していきます。移動の新しい価値を創造するその姿を、是非楽しみにしていてください。