企業成長を支える「キャリアオーナーシップ月間」の全7回セミナー開催

東京都新宿区にある一般社団法人プロティアン・キャリア協会は、2025年12月を「キャリアオーナーシップ月間」と定め、全7回のセミナーを通じて企業の成長に貢献するための人材戦略を伝授します。この取り組みは、組織と個人がより良い関係を構築し、主体的にキャリアを発展させることを目的としています。

近年、企業は人的資本経営の重要性が増す中、従業員のエンゲージメント向上や離職防止に積極的に取り組んでいます。しかし、単独の施策では解決できない課題が増加しており、尤其若手社員や管理職においては、具体的なサポートが求められています。たとえば、若手社員は「指示待ち」状態に陥りがちで早期離職のリスクが高まり、管理職はプレイング業務に忙殺され部下の育成に手が回らなくなる傾向があります。

このような背景を受けて、プロティアン・キャリア協会は5つのテーマで構成されたセミナーを用意しました。それぞれが異なる視点から組織の課題を解決するための方法を提供します。

セミナー内容

1. 社内支援向け: 社内キャリアアドバイザーの育成方法を学び、悩み相談に留まらない成長支援を目指します。オンライン形式で、12月9日開催予定。

2. 若手社員育成: 入社5年目までの若手社員が自律して動けるようになるための育成ポイントを解説します。データを活用した育成法も紹介し、12月10日に実施されます。

3. 研修設計: 効果的なキャリアオーナーシップ研修の設計方法を学ぶセミナーが12月11日と17日にオンラインで行われます。

4. 人事戦略: 自律と支援を両立させる新しい人事戦略について探求します。こちらは対面での交流会もあり、12月15日に開催。

5. マネジメント支援: 管理職が部下の離職を防ぐデータと対話モデルの活用法を学びます。12月16日にはオンラインで実施されます。

6. 新任リーダー向け: はじめてのリーダー向けに孤立を防ぎ、成長を促す支援モデルを提言します。12月18日に開催予定。

これらのセミナーは、組織の成長を支えるための実践的な知見を共有し、参加者が自らの職場環境を改善できるような内容になっています。参加申し込みは各セミナーのリンクから可能です。

プロティアン・キャリア協会は、専門的な知識をもつ講師陣による実践的なアプローチを提供しており、企業のニーズに寄り添った研修を行っています。これを機に多くの企業が参加し、持続可能な人材戦略の構築に役立ててほしいと思います。

この「キャリアオーナーシップ月間」が、企業にとって価値ある学びの場となり、組織全体の改善につながることが期待されています。詳細および申し込みについては、プロティアン・キャリア協会の公式ウェブサイトをご覧ください。