DAC技術で開拓する新市場
2040年に向けたカーボンニュートラルの実現が求められる中、DAC(Direct Air Capture)技術の注目が高まっています。日本計画研究所が主催するセミナー「DACが拓く新市場:事業化へのロードマップと最新技術動向」では、このDAC技術の最新実態と事業化の可能性について、東京都立大学の山添誠司教授が講演します。
セミナーの概要
本セミナーは、2050年のカーボンニュートラルの達成に向けて大気中の低濃度二酸化炭素を効率的に吸収・回収する技術に焦点を当てています。講師の山添教授は、くり返し提唱されているアミン修飾シリカや液固相分離技術を駆使したDACのブレークスルーに関する情報を詳しく解説してくれます。セミナーは2025年8月22日(金)の13:30から14:30まで行われ、その後質疑応答や名刺交換の時間も設けられています。
講義内容
セミナーでは以下の主要なトピックについて説明されます。
1.
カーボンニュートラルとDAC技術の基本概念
カーボンニュートラルとは何か、そしてそれに向けたDACの役割について解説します。
2.
液固相分離によるDAC技術の開発
この技術が低エネルギーでどのように機能し、低濃度二酸化炭素を吸収するのかのメカニズムについて詳述します。
3.
固体吸着剤を利用したDAC技術の進展
アミン修飾シリカの利用法や、固体吸着剤の利点について具体的な研究成果を基に解説します。
4.
将来の展望
DAC技術の今後の方向性とそれに伴う事業化の可能性についても触れます。
受講方法と参加費用
受講は会場での参加、ライブ配信、アーカイブ視聴から選べます。参加費はお一人37,750円(税込)ですが、同時申し込みを行うことで割引が適用されるプランも用意されています。地方公共団体の方には、特別な価格も用意されています。
交流の場の提供
セミナーでは、同業者や関心を持つ参加者同士のネットワーキングができる場も設けられています。名刺交換や質疑応答を通じて新たなビジネスチャンスを探ることができます。セミナー後も、アーカイブ視聴が可能なため、都合の良い時間に講義内容を振り返ることができます。
お問合せ先
セミナーに関する詳細や申し込みは、日本計画研究所の公式ウェブサイトをご覧ください。直接の問い合わせも受け付けています。カーボンニュートラルに向けた最前線の情報を得るため、この貴重な機会をお見逃しなく!