佐賀サンライズパークが2025年照明デザイン賞に輝く!
2025年、特筆すべき受賞が発表されました。佐賀県佐賀市にある「SAGA サンライズパーク+栄光橋+佐賀市文化会館西側広場」が、一般社団法人照明学会主催の照明デザイン賞において入賞を果たしました。この賞は、光の演出に優れたデザインや、新たな創意工夫が感じられる作品を表彰するもので、光環境と照明デザインにおける高い基準を満たす独創的な作品を広く評価しています。
このプロジェクトにおいて、設計を手掛けたのはパシフィックコンサルタンツ株式会社で、特に岡本賢のRipple designと谷川千晶のlinoが重要な役割を果たしました。プロジェクトの関係者は多岐にわたりますが、全体のトータルデザインは西村浩氏が監修し、さらに永廣正邦氏、渡邉和幸氏、加野正知氏など、さまざまな専門家や会社が設計監理に関わることで、完成度の高い空間が生まれました。
このプロジェクトのコンセプトは、2024年に佐賀県で開催される「SAGA2024国スポ・全障スポ」を機に、新しい価値を持つエリアを創造することにあります。一体的に整備されたこの空間は、スポーツを楽しみながらも、様々なイベントが行われる場所として地域の活性化に寄与しています。
特に注目すべきは、夜間でも安心して回遊できるペデストリアンデッキの照明です。この手すり照明はエリア全体を「ツナグ(繋ぐ)光」として機能し、一体感を生み出しています。さらに、イベント時には外観の照明演出も見どころで、訪れる人々を楽しませてくれる要素となっています。
受賞に際しての講評では、計画が非常に大規模かつ地域活性化に寄与する複合的な内容であることが評価されました。ペデストリアンデッキに施されたシームレスな手摺照明は、安心感を演出しながら、現代的な魅力を引き出しています。また、ランドマークとなる外構照明のデザインも、高く評価されています。このような照明デザインは、目を惹く建築意匠との調和が見られ、躍動感あふれるアリーナ施設への導入演出としても印象深いです。
これらを経て、パシフィックコンサルタンツ株式会社は今後も「未来をプロデュースする」をビジョンに掲げ、さらなる社会価値の創出を目指していくでしょう。佐賀サンライズパークの今後の展開にも目が離せません。詳しくは、同社の公式Webサイト「INSIGHT」にてプロジェクトストーリーが公開されていますので、ぜひご覧ください。
パシフィックコンサルタンツ株式会社について
1951年に創立されたパシフィックコンサルタンツ株式会社は、70年以上にわたり建設コンサルタント業界の先端を走り続けています。都市開発から交通インフラの整備まで、広範な分野で活動しており、持続可能な社会の実現に向けたサービスを提供しています。公式サイトもぜひチェックしてみてください。公式HP:
https://www.pacific.co.jp/