顔認証IDプラットフォームと革新端末が連携!新たなセキュリティ社会へ
東京の新宿で、DXYZ株式会社と株式会社宮川製作所が革新的な連携を発表しました。彼らは、顔認証IDプラットフォーム「FreeiD」と、AI顔認証エンジン「FaceMe®」を搭載した顔認証端末「Knoctoi Lite(ノクトアライト)」との協業を開始。この連携によって、より安全で便利な顔認証システムが展開されることとなります。
自然と実用性を兼ね備えた「FreeiD」
DXYZが開発した「FreeiD」は、鍵や財布、身分証といった従来のIDを顔だけで済ますことができるプラットフォームです。一度の顔登録で入退室や決済、本人確認を実施することが可能で、特に集合住宅向けには「オール顔認証マンション」という新しいカタチを提供しています。これによって、住民は鍵を持たずに自由に生活できるようになります。
実際、このソリューションは2025年1月末時点で161棟の実績を達成しており、今後もさらに拡大が見込まれています。「FreeiD」も様々な利用シーンで顔認証サービスを展開しており、保育園やゴルフ場、テーマパークなどでもその利便性が評価されています。
高性能な「Knoctoi Lite」の特徴
宮川製作所が製造した「Knoctoi Lite」は、小型で軽量ながら、AI顔認証エンジン「FaceMe®」を搭載しています。これは米国国立標準技術研究所で優れた評価を受けており、高い認証精度を誇ります。エッジ認証方式を採用し、わずか0.2秒で迅速な認証を行うことができ、IRカメラによる「なりすまし防止」機能も兼ね備えています。さらに、マスクやメガネを着用した状態でも、高い精度で認証を行うことが可能です。
この端末は、顔認証とICカード認証を組み合わせることでセキュリティレベルをさらに向上させ、プライバシーの保護にも配慮されています。 outsideでの使用も考慮されたデザインは、オフィスなどさまざまなシーンにフィットするでしょう。
期待される効果と今後の展望
「FreeiD」と「Knoctoi Lite」の連携により、DXYZと宮川製作所はお互いの強みを活かして、事業の拡大へ向けた一歩を踏み出しました。この技術は、オフィスや工場などでのニーズを満たすことが期待されており、今後も新たな市場展開を進めていくとのこと。
この取り組みは、2025年3月4日から7日にかけて開催される「SECURITY SHOW 2025」での出展が予定されており、業界関係者や一般の人々にその革新性を直接体感してもらえる機会になります。
企業の今後の展開
DXYZの取締役社長、木村晋太郎氏は、今回の連携を機にさらなる技術の普及を目指す意向を示しており、宮川製作所の代表取締役の宮川恒太郎氏も、両社での協力強化によってより大きな価値を提供できると期待を寄せています。
顔認証技術が普及することで、私たちの生活はどのように変わるのか。今後の展開から目が離せません。安心・安全で便利な未来の社会へ向けて、新たな一歩が始まるのです。