医療とDAIWAの融合
2026-05-20 10:24:46

DAIWAの成形技術が医療機器開発に寄与!STIヘッドピンの革新

DAIWAのカーボン技術が切り拓く新たな医療の可能性



グローブライド株式会社が展開するフィッシングブランド『DAIWA』のカーボン成形技術が、医療分野にも進出しました。それが、脳神経外科手術において使用される「STIヘッドピン」の開発です。このプロジェクトは、東京慈恵会医科大学発のスタートアップ企業、スパインテックが主導する医工連携プロジェクトの一環として行われています。

医療機器「STIヘッドピン」とは?



「STIヘッドピン」は、手術時に患者の頭部や頸部をしっかりと固定するための器具です。この器具は、頭蓋骨を3点で支えることによって、特に脳手術において必要不可欠な精度を保つ役割を果たしています。近年では、術中CTやナビゲーションシステムが増えてきており、それに伴い画像の精度を向上させることが求められています。特に金属製の器具から生じる画像ノイズ(アーチファクト)が手術の成功に影響を与えるため、これを抑えるための新しい材料が必要とされてきました。

こうした課題に対して、グローブライドはカーボン素材に注目しました。カーボンは、X線を通過しやすいため、画像ノイズを大幅に低減できる性質を持っています。この特性を活かして、より高精度な手術環境を実現するための医療機器が求められています。

DAIWAの技術がもたらす医療の革新



STIヘッドピンの開発は、グローブライドの豊富な経験を基にしています。特に、釣り用カーボンロッドの製造で培った高度な設計技術と成形技術を駆使し、タカイコーポレーションの加工技術と組み合わせることで、画像ノイズの低減を図りながらも、高い強度性能を実現しました。

2026年5月7日には、CFR-PEEK製の「STIヘッドピン」を使用した臨床試験が東京慈恵会医科大学付属病院で行われ、医療の現場へと一歩近づきました。この試験では、以下の特徴が確認されています:

  • - 画像ノイズ低減: 術中CT撮影時のアーチファクトを抑え、手術部位を正確に確認できる。
  • - 安定した固定力: 高い強度性能により、しっかりとした固定が可能。
  • - 金属アレルギー低減: 特殊材料の採用により、アレルギーリスクを軽減。
  • - ニーズに応じた設計: 医療現場の厳しい要求に応えるために、構造設計が工夫されています。

社会課題解決に向けた取り組み



グローブライドの社是である「A Lifetime Sports Company ― 人生を豊かにするスポーツ。」は、自然と触れ合うスポーツを通じて人々の人生をより豊かにすることを目指しています。この理念が今回の医療機器開発にも反映され、フィッシング分野で培った技術が医療分野での課題解決に寄与できたことは、非常に大きな意義があります。

今後も、既存の事業や知見を活かしながら、様々な社会課題の解決に向けた取り組みを続けていくことが期待されています。今回のプロジェクトは、グローブライドが多岐にわたる分野において革新をもたらす一例として、今後の動向にも注目が集まります。

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株式会社スパインテック: 医療機器の製造販売に特化したスタートアップ。
株式会社タカイコーポレーション: 標準部品の製造を行う企業。
* グローブライド株式会社: フィッシング用品やスポーツ関連商品の製造・販売を行う企業。


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