所沢市長が女子デフフットサル代表選手を激励
2025年6月14日から27日にかけて、イタリアのモンテジルヴァーノで開催される「女子デフフットサル世界大会2025」に向け、埼玉県所沢市の川畑菜奈選手が小野塚勝俊市長を表敬訪問しました。この訪問は、川畑選手が所沢市出身のアスリートとして、世界に挑む姿勢を報告するものです。
川畑選手の挑戦と意気込み
川畑選手は2023年にブラジルで行われた前回World Championshipにおいて日本代表チームの一員として優勝を果たしました。その偉業を引き継ぎ、今回の大会では連覇を目指します。「予選リーグではドイツ、ポーランド、ハンガリーと対戦しますが、どのチームも手強い相手です。しっかり準備をして、全力を尽くします」と話す川畑選手。彼女の決意は揺るぎません。
小野塚市長の熱い応援
この訪問には、所沢市教育委員会の岩間教育長も同席し、川畑選手の話を傾聴しました。小野塚市長は「私たちは全力であなたをサポートします。そして前人未踏の連覇を期待しています。所沢市民一同、あなたの活躍を楽しみにしています」と激励の言葉を掛けました。市長の応援のもと、川畑選手はさらなる活躍を志す意気込みを新たにしました。
ケイアイチャレンジドアスリートチームとは
川畑選手が所属する「ケイアイチャレンジドアスリートチーム」は、障がいを持つアスリートたちが集まり、挑戦し続けることを理念にしたチームです。2019年に設立され、現在は9名のアスリートが「デフフットサル」、「デフサッカー」、「ろう者柔道」をはじめとする様々な競技で活躍しています。
このチームは、ただ競技するだけではなく、社内でパラスポーツの認知を高めるための活動も行っています。多くの地域で体験会やパラスポーツイベントを開催し、これまでに3000人以上が参加したそうです。若い世代がパラスポーツの魅力を知るための貴重な機会を提供し、地域社会にも貢献しています。
事業の背景とサポート体制
川畑選手の活動を支える「ケイアイスター不動産株式会社」は、快適な住環境を提供することを目的としています。設立至以来、質の高い住宅の提供を通じて、地域貢献を続けてきました。代表取締役社長の塙圭二氏は、「選手たちの活躍を通じて地域が盛り上がれば幸いです」と述べています。アスリートチームへの支援も惜しまない姿勢を見せています。
まとめ
川畑選手の女子デフフットサル世界大会への挑戦は、所沢市を越えた大きな意味を持っています。地域のサポートを受けて、選手たちはさらなる挑戦を続けます。皆さんもぜひ、川畑選手の成長を応援しましょう。現地での試合の模様は、ケイアイスター不動産の公式サイトやTwitterなどで随時更新されるので、目が離せません。彼女の挑戦を支える声援が全国から届くことを願っています。