二世帯住宅に関する新たな調査結果
株式会社LIXIL住宅研究所は、二世帯住宅についての重要な調査を行い、親と同居する世帯と別居する世帯からのデータを収集しました。この調査は、2026年2月16日から22日までの期間に、20代から40代の既婚男女計400人を対象に実施されています。
調査概要
調査の対象は、親と同居している197名、別居している203名の合計400名です。この数値を基にして、今後の二世帯住宅に関する意向やニーズ、満足度について分析が行われました。
親と別居世帯の意向
調査の結果、親と別居している方々の今後の居住意向については、最も多くの34.0%が「親とは別居したままでいたい」と回答しています。また、14.3%は「親と近くに住む近居」が希望で、11.8%は将来的に「親と同居することを考えている」としています。さらに、介護が必要な場合にのみ同居を検討している人は4.9%でした。
親との同居満足度
一方で、親と同居している方々の同居満足度は非常に高く、80.2%の人が「満足している」と答えています。その理由としては、家事や子育てのサポート(39.6%)、経済的な負担軽減(35.5%)、緊急時の安心感(35.0%)が挙げられています。このように、同居のメリットが十分に感じられていることがうかがえます。
二世帯住宅の理想と不安
全体の調査の中で、もし二世帯住宅を建てるとしたら理想的な間取りについて質問したところ、56.8%が「完全分離型」を選択しました。しかし、41.8%は「完全同居型」を望んでおり、同居の需要も根強いことが分かりました。
また、親と同居中的な方々の不安要素として挙げられたのは、生活リズムの違い(23.4%)や知人を家に呼びにくい(21.8%)という点が多くの人に共通しています。別居世帯でも、生活リズムに関する心配が39.4%と最も高い数字を示しており、生活音や生活時間の違いについても20.7%が不安を感じています。
まとめ
この調査によって、二世帯住宅に対するニーズの多様性が明らかになりました。親と同居することで得られる支援や安心感が高評価を得る一方、生活の違いや個々のプライバシーに対する懸念も根強いことが分かりました。これからの住まいの在り方を考える上で、非常に有意義なデータと言えるでしょう。今後も、LIXIL住宅研究所はこうした調査を通し、住みやすい環境づくりに貢献していくことが期待されます。