AirXと相模原市が災害時支援の協定を締結！ヘリコプター輸送の実演も実施

AirXと相模原市が災害時の支援協定を締結

株式会社AirXが神奈川県相模原市と「災害時における緊急輸送等に関する協定」を締結しました。この重要な協定は、2027年1月26日に北海道で行われた「相模原SDGs EXPO」のイベント内で発表されました。協定の趣旨は災害時における支援体制を強化し、救援活動をスムーズに行うためのものです。

協定の背景と主な内容

この協定では、災害発生時に迅速な対応が求められる中で、ヘリコプターを用いた航空輸送を可能にすることが目的とされています。具体的には、次のような内容が含まれています。

1. 災害時における応急対策業務への協力
- 被災地の巡察と情報収集
- 救援隊や医師などの人員搬送
- 食料や資機材等の搬送
2. 平常時の防災啓発事業や防災訓練への協力
- これにより、市民に対する防災意識の向上が期待されています。

この協定締結により、相模原市はより充実した防災体制を構築し、地域住民の安全を守る一助となるでしょう。

締結式の実施

締結式は相模原SDGs EXPO内で行われ、市長による挨拶やAirXの代表からの報告がありました。当日は多くの参加者が訪れ、この協定の重要性について再確認する貴重な機会となりました。相模原市長の本村賢太郎氏とAirX事業開発本部の藤園光英氏が出席し、協力体制への期待を語りました。

ヘリコプターによる実演

協定締結の際には、実際にヘリコプターを使用した救援物資や資機材の搬送のデモンストレーションも行われました。
この実演では、東京から相模原市へ食料をはじめとする物資を運ぶシーンが示され、また、相模原市から埼玉の三郷ヘリポートへ消防ホースなどの資機材が運搬されました。これらの実演を通じて、実際の搬送能力が確認され、参加者からは大きな関心が寄せられました。

AirXのビジョン

AirXは空飛ぶクルマとも呼ばれる次世代航空機の普及に注力しており、ヘリコプターやプライベートジェットなどの航空機に関して多様なサービスを展開しています。具体的には、ヘリコプターの遊覧やチャーター便をはじめとして、予約管理や運航管理のシステム開発まで幅広く手掛けています。

今回の協定締結は、災害時の航空輸送を通じて地域社会に貢献することを目指す取り組みの一環であり、遠未来にはエアモビリティ社会の確立へ向けた大きな一歩となります。相模原市内では防災の啓発や訓練も行われ、地域の皆さんの安全なくらしが支援されることが期待されています。

今後もAirXは、地域との連携を深め、さらなるサービスの向上に努めていく所存です。