日本リユースシステムの新たな取り組み - まごころプロジェクト
日本リユースシステム株式会社が手掛ける「まごころプロジェクト」は、法人向けの新しいSDGsソリューションです。このプロジェクトは、企業が不要になった作業服を環境保護に活かす仕組みを提供し、特にカンボジアと連携しての森林保護活動とつながっています。2025年10月から本格的に実施されるこのプロジェクトは、企業にとっても社会貢献的な意味を帯びています。
古着deワクチンの背景
プロジェクトのベースとなっている「古着deワクチン」は、家庭に不要になった衣類を簡単に提供できるシステムです。2010年にスタートし、累計で65,254,000着の衣類が有効活用され、そのおかげで9,224,029人分のポリオワクチン寄付が実現しています。このプロジェクトは、開発途上国の子どもたちの命を救う貴重な活動として注目されています。さらに、この仕組みを背景に企業向けプランが始まった背景には、企業からの贈与の増加があります。
企業への新たな価値提供
「まごころプロジェクト」は、企業が不要になった作業服をただの廃棄物とせず、カンボジア政府の環境省と連携して森林保護に従事するレンジャーへの寄付や職業訓練校における制服・作業服としての活用を提案します。このように、企業が持つ資源を世界で活かす新たな選択肢を提供することが目的です。企業はこのプロジェクトを通じて、環境保護や社会貢献に寄与することができます。
利用するメリットとは
プロジェクトに参加することで得られるメリットは多岐にわたります。参加企業にはSDGsサポーター認定書が発行され、企業名が公表されるため、SDGs活動を進める企業としてのアピールが可能です。また、社内の従業員に対してもSDGsへの理解を深める機会となります。さらに、プロジェクトに伴う投資は広告費として全額損金算入ができるため、経済的なメリットも享受できます。
プランの詳細と選択肢
まごころプロジェクトでは、企業の規模やニーズに合わせたプランが用意されています。300万円からスタートし、500万円、1,000万円のプランも選択可能です。また、少量の作業服を手放したい企業向けには1キット単体プランも用意されているため、小規模企業でも参加しやすい環境が整っています。
会社情報
日本リユースシステム株式会社は、2005年に設立され、リユース業を基盤に多様なソーシャルビジネスを展開しています。「捨てさせない屋」として、国内外での事業を行い、不要な物やことを新たな価値として再生しています。
今後も「まごころプロジェクト」を通じて、企業と社会がより良い関係でつながり、持続可能な未来を築くための活動を応援していくことが期待されます。