劇団狼少年が本多劇場に初進出
渋谷の中心で進行中の広告が示す通り、劇団狼少年の第15回公演『晩カラ学校』が2026年2月19日から2月23日にかけて、本多劇場で初上演されます。この特別な公演は、第36回下北沢演劇祭に参加する作品として、劇団にとっても重要な歴史的な瞬間となります。
10周年を迎えた劇団の挑戦
2015年に設立された劇団狼少年は、2025年で設立10周年を迎え、その記念すべき年に本多劇場進出が決まりました。『晩カラ学校』は、これまでの公演で高い評価とともに、連日キャンセル待ちが発生するほどの人気を博した作品です。物語は、人生に様々な事情を抱えた大人たちが集まる夜間中学校を舞台に、彼らが「学ぶこと」「生き直すこと」に向かう姿を描いています。世代を超えて共感を呼び起こすストーリーが、いよいよ演劇の聖地で再演されるのです。
映画化プロジェクトも始動
さらに喜ばしいことに、本作は劇団の初となるオリジナル映画化が正式に決まっています。舞台版の魅力をそのままに、映像作品として再構成される予定です。宮城県でのロケーション撮影も予定しており、2026年冬にはクランクインを予定しています。舞台と映画、両方の楽しみ方ができるプロジェクトとして、多くの注目を集めています。
渋谷駅での広告配信
公演と映画化プロジェクト開始を記念し、渋谷駅構内では関連広告が現在も配信中です。この広告は劇団狼少年が新たなステージへと進化する姿を象徴しています。観客たちには、彼らの成長の記録を目の当たりにする機会が約束されています。
特別な無料招待企画
公演は次世代の観客を育成することを目的に、高校生以下を対象とした無料招待企画も実施します。東京では世田谷区の文化支援団体と連携し、地元の中学生や高校生を無料で招待します。大阪と仙台の公演でも同様の企画が行われる予定です。
公演情報
公演概要: 第36回下北沢演劇祭参加
作: 狼少年
演出: 奥津裕也
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東京公演: 2026年2月19日〜2月23日 (本多劇場)
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大阪公演: 2026年4月2日〜4月5日 (インディペンデントシアター2nd)
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仙台公演: 2026年4月15日〜4月17日 (宮城野区文化センター・パトナシアター)
チケットはカンフェティで購入可能です。一般席は6,800円、VIP席は11,000円で、各公演で異なる出身のキャストが登場しますので、演者のスケジュールをチェックしてください。
まとめ
劇団狼少年の『晩カラ学校』は、観劇を通じて人生を学び直す大人たちの物語を描く新たなステージの始まりです。この公演は多くの人々に感動と共感を呼び起こすでしょう。そして、映画化プロジェクトとは新たな可能性を提示し、観客たちに期待のひとしずくを提供します。ぜひ、劇団狼少年と共に新しい時代の息吹を感じてください。