若手工芸作家が教える「光と時のKOGEIアカデミー」
日本の伝統工芸を次世代に引き継ぐための特別なワークショップ、「光と時のKOGEIアカデミー」が2025年10月6日(月)と7日(火)に開催されます。主催するシチズン時計株式会社は、若手工芸作家の支援を通じて、伝統工芸の魅力を広めようとしています。
ワークショップの概要
シチズン本社内にある「シチズンミュージアム」で行われるこのワークショップは、陶芸家の金田萌永さんと染色家の石井佑宇馬さんを講師に迎えます。参加者は彼らの技を学びながら、時計パーツを用いた独自の作品を制作することができます。
開催日程
- - 第1回: 2025年10月6日(月)10:00~12:00
『陶器と時計パーツのハーバリウムボールペン作り』
- - 第2回: 2025年10月7日(火)13:00~15:30
『友禅素材を使用した腕時計のストラップ作り』
参加方法
ワークショップは参加費無料ですが、定員に達した場合は抽選となります。参加希望者は、指定の応募フォームから申し込みが必要です。また、安全管理のため、参加資格は18歳以上となっています。応募期間は2025年8月28日から9月14日まで。席に限りがあるため、早めの申し込みをオススメします。
講師のご紹介
金田萌永さん
陶芸家として「練込」技法を駆使し、多くのアートに影響を与える作品を生み出しています。青色を基調としたその独特なスタイルは、見る者を魅了し続けています。滋賀県で作陶を行いながら、様々な展覧会に出展し、若手作家の中でも高い評価を受けています。
石井佑宇馬さん
友禅技法を用いた作品を制作し、染色を通じて自身の感情を作品に反映させています。福島県出身であり、金沢美術工芸大学で学びながら、アートシーンにおいてもその才能を発揮しています。
特別講義もアリ
また、ワークショップの中では、特別サポーターである「HIRUME」の総合プロデューサー、生駒芳子さんによる講義も行われます。生駒さんは、伝統工芸とファッションが融合する新たな価値を提案しています。講義を通じて、参加者は伝統工芸の可能性を体感することができるでしょう。
シチズンミュージアムでの体験
参加者には、通常は一般公開されていない「シチズンミュージアム」を訪れる機会も設けられており、シチズン時計の歴史や伝統工芸についての理解を深めることができます。緑豊かな環境の中で、心豊かな体験が待っています。
未来の伝統を育てる
シチズンは今後も伝統工芸作家の活動を支援することで、次世代の作家たちが活躍できる土壌を育んでいく考えです。申し込みや詳細については、シチズン時計の特設サイトを訪れて確認してください。
この貴重な機会をお見逃しなく!