婚活の納得感が結婚後の満足度に影響する理由
最近、株式会社ナレソメが実施した「配偶者選びにまつわる感情に関する調査2026」によって、婚活における“納得感”が結婚後の夫婦関係満足度との関連があることが示されました。調査対象は既婚者425名で、交際人数やデート人数自体と夫婦関係の満足度には明確な相関関係が見られない中で、婚活のプロセスに対する納得感が重要であることが分かりました。
理想の相手を選ぶために必要なこと
調査結果は、「たくさんの人と会えばより良い相手が選べる」という考え方が必ずしも正しくないことを示しています。出会いの数よりも、いかに自分の価値観に基づいて選び、その選択に納得しているかが幸せな結婚生活を左右します。この“納得感”が高いほど、さんざんであった交際経験があったとしても、結婚後の満足度は高くなる傾向にあります。
特に、調査で明らかになったのが、「今の配偶者を大切にしたい」や「この人でよかったと思える」という気持ちを持つ人は、婚活納得感が高いということです。逆に、結婚相手に対して「もっと良い相手がいたかもしれない」という気持ちが強い人は、満足度が低いことが示唆されています。
婚活における感情の重要性
調査に参加した既婚者の中で、交際人数が50名を超えると婚活納得感が低下する傾向も見られました。これは、多くの人と会うことが選択肢を広げる一方で、時間的・金銭的・精神的な負担が増すため、最終的に「この人でよかった」と思う感覚が保ちにくくなるからだと考えられます。
このため、婚活において挙げられるのは、出会いの数を増やすだけでなく、自分自身の価値観を再確認し、質の高い出会いを求めることが重要です。
3つの鍵で納得感を得る
調査から得られた知見の中で、婚活納得感の高い人には共通する3つの要素が見られました:
1.
自己決定感 ー 他者の意見に流されず、自分の価値観に基づいて選んでいること。
2.
相手への愛情 ー 欠点を探すのではなく、その人の魅力や長所に目を向け、関係を大切に思えること。
3.
謙虚さ ー 相手を敬い、感謝の気持ちを持つこと。
これらの要素が揃うことによって、結婚相手への「納得感」が高まり、夫婦関係がより良くなるとされています。
専門家の意見
ナレソメ予備校の学年主任で恋愛心理学者の山崎敬太氏は、「恋愛経験や出会いの数が多いからといって必ずしも結婚後の満足度が増すわけではありません。大切なのは、単なる条件に基づく選択の流れではなく、『この人を大切にしたい』という感情や、自己の価値観に合った合理的判断を両立させることです」とコメントしています。
調査の概要
調査はインターネットを通じて実施され、男女425名を対象に行われました。調査結果や分析はナレソメ総研の公式サイトに掲載されています。興味のある方はぜひご覧ください。
このように婚活における納得感は、結婚後の関係性に深い影響を与えることが分かりました。出会いを楽しむことはもちろんですが、心の充実感を得ながらパートナーを選ぶことが、幸せな結婚生活につながるでしょう。