12年ぶりの熱い舞台が再来！30-DELUXの『デスティニー-アドラメレクの鏡-』がついに開幕

30-DELUX Special Theater 2025『デスティニー-アドラメレクの鏡-』が再演決定！

日本のエンターテインメントの舞台である30-DELUXが、12年ぶりに代表作『デスティニー』を再演します。初演から主演を務める佐藤アツヒロさんと、ユニットの主宰でありキャストでもある清水順二さんに、意気込みや作品への思いについて語っていただきました。

豪華キャストが魅せるエンターテインメントの真髄

30-DELUXは、「笑って、泣けて、考えさせられて、かっこいい」をテーマにしたアクションエンターテインメントを展開しています。清水さんは、過去のテーマパークでの経験を活かし、和と洋のパフォーマンスを融合した作品を創り出しています。最近ではハリウッド映画のようなスペクタクルとはもちろん、時代劇のような激しいアクションも取り入れられ、観客が始まりから終演後まで楽しめる劇場空間を実現しています。

作品の重みと意味を再確認

この再演は、ただの復活ではなく、作品が持つ重みを再確認する機会でもあります。初演は東日本大震災の影響を受け、中止の危機にあった中で上演され、多くの人々に希望を与えました。清水さんは、観客から「生きる勇気をもらえた」との声が心に残っていると振り返ります。また、本作は30-DELUXの立ち上げ10周年を迎える年の作品であり、劇団にとって記念すべき一作です。

キャラクターの葛藤と成長

佐藤さんが演じるのは、戦時下で葛藤する男、ジンです。彼は悪魔から命をもらう代償として、数々の人を殺す運命に翻弄される人物です。物語は彼の内面の葛藤を描き、観客が彼の成長を共感しながら見守ることができるように工夫されています。佐藤さんは、再演によって新たに作品に向き合えることの喜びを語り、清水さんはこれまでの経験を活かしてより深い表現を目指すと意気込みを見せます。