広田淳一の個人企画・ルスバンズ第二回公演『坊や、花火だ。逃げろ、空が落ちてくる』の魅力と詳細

ルスバンズ第二回公演『坊や、花火だ。逃げろ、空が落ちてくる』の幕が上がる！

2026年1月22日から2月1日まで、東京・新宿のシアター風姿花伝にて、ルスバンズの第二回公演『坊や、花火だ。逃げろ、空が落ちてくる』が行われます。この作品は、アマヤドリの主宰でもある広田淳一が再始動させた個人ユニットが手がける新たな試みです。

公演の背景と広田淳一の思い

広田は、ルスバンズが約17年ぶりに活動を再開するにあたり、自らの表現の場を求めてこのユニットを立ち上げました。過去25年にわたり劇団を運営してきた彼は、今、もっと自由で柔軟な形での創作を望んでいます。今回の公演では、現代社会における「男」というテーマに挑むと語っています。

「弱者男性」といった言葉が増えている今、男性性の価値が問われる時代です。広田は、ただの悲哀や否定的な描写ではなく、男であることの変容を肯定的に捉え、作品を通じて新たな視点を提供したいと考えています。このアプローチはとても新鮮であり、観客にとっても興味深い体験となることでしょう。

チケット情報

公演のチケットは現在、カンフェティで販売中です。

- 一般料金 および U25割引、さらに高校生以下の特別価格も設定されています。特に前期は割引が適用され、一般が4,500円から3,500円におさえ、若者や学生にも優しい内容です。
- チケット販売は、こちらのリンクからアクセス可能です。

公演日程と出演者

ルスバンズ第二回公演は、以下のスケジュールで実施されます:

- 1/22（木） 19:30
- 1/23（金） 19:30
- 1/24（土） 13:00／18:00
- 1/25（日） 13:00／18:00
- 休演日: 1/26（月）
- 1/27（火） 19:30
- 1/28（水） 15:00／19:30
- 1/29（木） 15:00／19:30
- 1/30（金） 19:30
- 1/31（土） 13:00／18:00
- 2/01（日） 11:00／15:00

出演者には、榊菜津美、西川康太郎など多彩なキャストが揃い、演出は広田自身が手がけます。スタッフ陣も優秀なメンバーが参加し、舞台を創り上げます。

期待される内容

今回の公演は、チェーホフの名作『かもめ』にインスパイアを受け、異なる世代や立場の人々がどのように「自由」を追求するかを描いています。少年と大人、少女との対比を通じて、複雑な人間関係や個々の葛藤を色鮮やかに展現します。物哀しさを持ちながらも、明るく朗らかな描写を目指すという広田の意気込みも伺え、期待は高まるばかりです。

この公演は、現代の男性性を真摯に見つめつつも、勇気や希望を持った新たなストーリーを提供してくれることでしょう。ぜひ、観劇に足を運んで、この新たな挑戦を体感してみてください。