あなたの肩こり、その原因は頚長筋かもしれない!
肩こりは、多くの人々が日常的に抱える悩みの一つです。特に、長時間のデスクワークをしている方や、スマートフォンを頻繁に利用する方にとって、肩や首のコリは常に付きまといます。しかし、この「肩こり」の背後に潜む原因は非常に多岐にわたります。最近、専門家たちの間で注目されているのは、頚長筋(けいちょうきん)という筋肉です。
頚長筋とは?
頚長筋は、首の骨の前面に位置する非常に薄い筋肉で、厚さはたったの1ミリしかありません。この筋肉が正常に機能しないと、周囲の筋肉が緊張してしまい、その結果、肩こりや首の痛みが生じることがあります。頚長筋は、隠れた重要な筋肉であるため、その働きがいかに我々の健康に影響を与えるかを知ることが大切です。
頚長筋のサボり度をチェック!
頚長筋がサボっているかどうかを確認する方法もあります。まずは、普段の姿勢を意識してみてください。猫背や亀首姿勢になっていないか、定期的に自分自身でチェックすることが重要です。これらの姿勢が慢性化すると、頚長筋がサボりがちになり、その結果、肩こりを引き起こすことにつながります。
頚長筋がサボる原因
この筋肉が「サボる」原因は、主に不良姿勢や運動不足です。特に、首を前に突き出したり、頭を下げ続けるパソコン作業は、頚長筋に大きな負担をかけます。さらに、ストレスによって身体が緊張することも、頚長筋が機能しにくくなる要因の一つです。
頚長筋がサボると肩こりに?
頚長筋が正しく働かないと、首回りの他の筋肉が過度に緊張し、慢性的な肩こりを引き起こします。この悪循環は、肩こりだけにとどまらず、頭痛やめまい、慢性的な疲労感、さらには胃腸の不調などにもつながる恐れがあります。
姿勢改善と対策
このような負のスパイラルを断ち切るためには、普段の姿勢を見直し、頚長筋を目覚めさせることが重要です。「亀首」とは、首が前に突き出た姿勢を指し、この姿勢は頚長筋の機能をさらに低下させてしまいます。姿勢を改善するためには、こまめに姿勢をリセットし、首への負担を軽減する意識を持つことが大切です。
超簡単エクササイズ
頚長筋を鍛えるためのエクササイズもいくつかあります。これらは簡単に取り入れることができるので、日常生活に組み込んでみましょう。
1.
肩甲骨クローズ
亀首を改善するために、肩を後ろに引き、肩甲骨を閉じるエクササイズです。この動きで正しい姿勢を保つことを意識しましょう。
2.
にわとりエクササイズ
頚長筋を目覚めさせるために、首を前後に動かすエクササイズです。
3.
顎引き起床エクササイズ
頚長筋を鍛えるエクササイズで、顎を引くことで首の筋肉を意識的に使います。
まとめ
最後に、肩こりを改善するためには、頚長筋を意識的に動かすことが重要です。これによって、肩こりを和らげ、華やかな日常を取り戻す一歩を踏み出しましょう。ぜひ、3月23日(日)朝7:00放送の『健康カプセル!ゲンキの時間』をチェックして、専門医からの詳細なアドバイスを受けてみてください。あなたの健康にプラスになる情報がきっと得られるでしょう。