兼松株式会社、M-Pix製品の取り扱い開始
兼松株式会社は、イタリアのレーザー機器メーカーであるM-Pix Laser Solutions社の産業用コンパクトレーザーマーカーの日本における取り扱いを開始しました。このレーザーマーカーは、特に医療分野におけるニーズに対応した非常に優れた技術を有しています。
M-Pixの特長
M-Pixのレーザーマーカーは、1,064nmの赤外線を利用したIRファイバーレーザーを採用しており、これによりステンレスやアルミといった金属素材はもちろん、一部の樹脂にも高コントラストなマーキングが可能です。特に、最軽量モデルであるMPKは、わずか4.5kgという軽さで、小型・軽量という特長を持っています。これによって、微細さと識別性が求められる医療用プレパラートへの管理番号の印字など、医療用検査器具への組み込み用途での需要が見込まれています。
レーザーマーキングの重要性
レーザーマーキングは、製品への識別表示やトレーサビリティの確保を目的として幅広い分野で利用されており、特に医療・医薬品、電子部品、自動車部品、そして工業製品など多岐にわたります。インクやラベルを使用せず、非接触で高精度な印字が可能であるため、衛生面や品質管理が重要な現場において重要な技術として位置付けられています。これにより、私たちの生活を支える大切な要素となっています。
M-Pixの実績
M-Pix社は、2015年に設立され、これまでに6,000台以上のレーザーマーキングユニットを世界中に供給してきました。小型・軽量のデザインは装置への組み込みやすさを実現しており、操作性を考慮したソフトウェア設計も特色です。そのため、医療分野向けのアプリケーションにも適した製品と言えます。
兼松による取り組み
兼松は、日本市場においてM-Pix製品の販売に加え、OEMによる受託開発も進めています。今回の協業は、兼松が2024年に自社ブランドのIDカード印刷用レーザープリンタ「Swiftlaser SLD100」の開発をM-Pixへ委託したことから始まりました。このプロジェクトでは、M-Pixが内部のレーザーユニットだけでなく、外装の製造も担当することになり、欧州と南米のID市場において求められる小型化・軽量化に対応するための重要な一歩となりました。
今後の展望
兼松は、30年以上にわたって携わってきたプリンタ事業の経験を活かし、主に医療用検査器具への組み込み用途を中心に、日本市場におけるレーザーマーキングの需要の高まりに応えていく方針です。この新しいレーザーマーカーによって、業界全体での製品の識別性やトレーサビリティが向上し、医療分野を含む多くの産業において大きな影響を与えることでしょう。
M-Pix会社概要
- - 商号: M-Pix Laser Solutions
- - 設立: 2015年
- - 代表: Lucio Francisco
- - 所在地: イタリア共和国 ヴァレーゼ県セスト・カレンデヴィア・オネダ 11番地
- - 事業内容: 産業用コンパクトレーザーマーカーの開発・製造
- - ウェブサイト: M-Pixサイト
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ウェブサイト:
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