新しい豊かさの形を探る『SIGNAL読書会』第3回開催
東京・虎ノ門に位置するソーシャルイシューギャラリー「SIGNAL」では、社会課題に目を向けつつ、新たな豊かさの在り方を考える「SIGNAL読書会」が今月開催されます。第3回のテーマは、アーティスト・田中功起氏の著書『リフレクティヴ・ノート』。
この読書会は、今後の豊かさを模索するコミュニティの拡大を目指しており、参加者同士の意見交換や、著者によるトークセッションを通じて、参加者の価値観の幅を広げることを目的としています。
SIGNAL読書会の目的とは?
「新しい豊かさとは何か?」という問いを持つこの取り組みは、単に講義を聞くのではなく、参加者自身が考える機会を提供する場です。SIGNALの理念は、個人が何を持ち寄り、どのように社会に貢献できるかを探ることにあります。つまり、経済を「持つ」から「分かち合う」視点へと移行し、新しい経済圏を築くことを目指しています。これが「Weconomy Class」という名称にも示されています。
プログラムの内容
第3回のイベントでは、以下のプログラムが用意されています:
1.
読書会: 参加者同士で田中功起の著書『リフレクティヴ・ノート』を読む時間を持ちます。各自で書籍を購入し、読み終えた後、参加してください。
2.
著者トークセッション: 田中功起氏を招いてのトークセッションが行われます。特別ゲストの上田洋子氏も交え、多様な豊かさの形について深掘りします。
3.
事後セッション: 参加者同士のネットワーキングの場が設けられ、感想や自身の活動を紹介するチャンスがあります。
第3回イベントの詳細
- - 開催日: 2025年2月10日(月)から3月4日(火)まで、読書会やトークセッションが行われます。
- - 場所: 東京都港区虎ノ門1丁目2-11 The ParkRex TORANOMON 1F
- - 参加費: 無料(飲食費は実費)
- - 定員: 限定20名(応募多数の場合は抽選)
田中功起とは?
田中功起氏は、1975年生まれのアーティストで、共生の概念や社会のあり方を模索する作品を手掛けています。特に、育児やケアの視点からアートを再考する取り組みが注目されています。過去には、サイトを通じて様々な展覧会に参加し、評価を得てきました。
ゲスト紹介
上田洋子氏は、ロシア文学者であり、翻訳者としても知られています。彼女の視点からも、豊かさに関する議論が展開される予定です。著書も多く、近年は文学とアートの交差点で活躍してきました。
今回の読書会への参加を通じて
SIGNAL読書会を通して、アートや文学を通じて新しい豊かさについて考える有意義な時間が提供されます。この機会を通じて、豊かさの概念に新たな光を見出すことができるかもしれません。参加を希望される方は、事前に登録が必要です。ぜひ、この機会をお見逃しなく!