手話とダンスの融合
2026-04-07 08:02:34

手話歌とダンスの新たな可能性を示すミュージックビデオ「希望の羽」の全貌

手話歌とダンスのコラボレーション



一般社団法人日本手話文化協会が制作した手話歌ミュージックビデオ「希望の羽」が、2026年4月7日に公開されることが決定しました。この作品は、聞こえない人々と聞こえる人々が一緒になって創り上げた新たな表現のカタチを示しています。

【作品の概要】


「希望の羽」は、合計16人のダンサーが参加したミュージックビデオです。うち8名がろう者または難聴者、残りの8名が聴者という構成になっており、両者が対等な立場で作品に取り組む姿勢を重視しています。もっともユニークな点は、音の存在を超えて表現することに挑戦し、振付に手話を取り入れたことです。最新の撮影技術を駆使し、1カットでの撮影に挑むという難しさも抱えています。

【楽曲とその背景】


楽曲「希望の羽」は、制作にあたる藤乃が自身の半生と手話との出会いをもとにしたもので、作詞・作曲は中村泰輔氏が担当しています。この歌は、ただのミュージックビデオにとどまらず、ろう者・難聴者と聴者が共有する感情や思いを表現する力強いメッセージを発信しています。

【制作の舞台裏】


制作にあたって最も苦労したのは、ダンス経験のあるろう者や難聴者のダンサーを集めることでした。この業界はまだ限られた人々にとどまっており、参加メンバーの確保には約3か月かかりました。参加者はさまざまな背景を持つ人々で、年齢層も日本代表デフアスリートやデフ俳優、さらには高校生や68歳のデフダンサーまで多岐にわたります。ダンス未経験者も多く、互いに支え合いながら成長していく様子が印象的です。

【撮影の工夫】


撮影は2023年3月22日、都内のスタジオで行われました。当日は、手話通訳者が7名体制でサポート。ダンサーたちがスムーズに動けるよう、“指文字や手話、口話”といった方法を使って合図のタイミングを調整し、さらに地面を揺らす振動や数字のカウント表示を用いてコミュニケーションを取りました。カメラが映らない場所でもダンサーたちの交流が深まり、安心して表現に集中できる環境が整えられました。

【作品の意義】


「希望の羽」は、ろう者・難聴者と聴者が対等に一つの作品を共創できる可能性を広げます。この作品を通じて、音の有無に関係なく、共に一つの表現を生み出すことが可能であるというメッセージを伝えています。この新たな試みが多くの方に見られ、何かを感じ取ってもらえたら嬉しいです。

【公開情報】


作品名:手話歌「希望の羽」ミュージックビデオ
公開日:2026年4月7日(火)
公開サイト:YouTube「希望の羽」

【楽曲】
「希望の羽」
歌:藤乃
作詞・作曲:中村泰輔

【ミュージックビデオ】
監督:三石直和
振付:YUI TANIMURA
出演:藤乃、ろう者・難聴者8名、聴者8名

【お問い合わせ】


一般社団法人日本手話文化協会
メール:[email protected]



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