看護学生が選ぶ就職希望病院調査2023
2025年4月から8月にかけて、全国6都道府県で行われた病院合同就職説明会の結果が発表されました。この調査は文化放送ナースナビが主催し、2026年卒から2029年卒の看護学生を対象に実施されたもので、904名の学生が参加し合計で3,219票の投票が行われました。以下では各地域での人気病院の結果を詳しく見ていきます。
調査概要
今回の調査は全国6都市で実施されました。調査方法は、看護学生が好きな病院を1位から3位まで選ぶ形式で行われ、病院イメージと仕事イメージのどちらを重視するかにより結果が算出されました。
各会場データ
宇都宮会場
- - 総合1位:自治医科大学附属病院
- - 調査日:2025年4月26日
- - 有効回答数:174名(522票)
この会場では、やりたい診療領域があるという理由で獨協医科大学病院が総合3位に入賞しました。地元の民間病院も高評価を得ています。
東京会場
- - 総合1位:虎の門病院
- - 調査日:2025年8月16日
- - 有効回答数:123名(369票)
東京では多くの大学病院が上位に名を連ね、やりたい診療領域や教育制度が魅力的だという理由から大学病院が人気です。「雰囲気が良い」ではタムスグループが選ばれました。
横浜会場
- - 総合1位:新百合ヶ丘総合病院
- - 調査日:2025年6月15日
- - 有効回答数:229名(687票)
横浜においては、県立こども医療センターが「やりたい診療領域」部門で首位を獲得し、新百合ヶ丘総合病院が全体のトップとなりました。
郡山会場
- - 総合1位:総合南東北病院
- - 調査日:2025年8月7日
- - 有効回答数:61名(183票)
地域に根ざした医療が評価され、多数の地元病院が選出されました。
茨城会場
- - 総合1位:筑波大学附属病院
- - 調査日:2025年8月17日
- - 有効回答数:161名(483票)
筑波大学附属病院がトップに上がり、教育制度も高評価でした。
群馬会場
- - 総合1位:前橋赤十字病院
- - 調査日:2025年8月23日
- - 有効回答数:187名(561票)
地元病院の評価が高く、埼玉県の病院名も見受けられました。
まとめ
今回の調査結果は、看護学生が求める条件や興味の方向が明らかになりました。特に、教育制度や働きやすい雰囲気といった要素が評価されています。今後の看護職を志す学生にとって、就職先を選ぶ際の参考となる資料と言えるでしょう。より良い医療環境を目指して、各病院がそれぞれの魅力を磨き続けていくことが期待されます。
さらに詳しい調査内容や各病院についての情報は、文化放送ナースナビの公式ウェブサイトをご覧ください。