関西外国語大学が奨励賞を受賞
関西外国語大学(大阪府枚方市)の卯木輝彦教授の研究室に所属する学生、福森恭生さんと田中莉望さんが「ラーニングイノベーショングランプリ2026」において奨励賞を受賞しました。このグランプリは新しい学習スタイルや革新的なラーニングテクノロジーの発掘を目指しており、全国から多くの応募がありました。
受賞の背景
今回の受賞は、児童のAI活用プロセスを可視化する学習支援システムに関する研究が高く評価された結果です。小学生の中・高学年を対象に、子どもたちがAIとの対話を通じて目指す完成物をどのように構築しているのか、その過程を可視化することが特徴です。このシステムにより、教師は生徒の思考過程を理解し、必要なサポートをタイミングよく提供できるようになります。
学習システムの独自性
具体的な研究プロジェクト名は「AIに作らせる学習から、AIを方向づける学習へ:バイブコーディングにおける創造的意図形成の可視化と適応的学習支援システム」です。これは、生成された成果物を単に見るだけでは、子どもたちの考えやAIによる生成物の評価方法、さらには自分の意見をどのように反映させたのかが見えにくいため、その過程を可視化することが重要です。こうした可視化が、教員に「AI協働力」を育む手助けをすることになります。
審査の結果と評価
福森さんと田中さんの提案は、一次審査を通過し、さらに提出した動画を基に評価される二次審査でも審査が行われました。結果として、彼らは京都大学の提案と共に奨励賞を受賞し、審査員からは「非常に優れた提案」と評価されました。
研究の意義と未来への挑戦
福森さんは、デジタル技術を使う子どもたちの思考過程が重要であると話し、「考える過程を大切にしてほしい」という願いを込めて研究していることを明かしました。田中さんも、普段の生活の中で思わぬ視点からアイデアが生まれたことを喜び、「今後も研究を深化させていきたい」と意気込みを語りました。
万全な国際交流への取り組み
関西外国語大学は、外国語を学ぶ学生を中心に、海外ネットワークを駆使した教育を展開しています。この奨励賞受賞は、その一環として、学びの質をさらに高めていくための重要なステップとなるでしょう。今後も、教育システム情報学会での発表に向けて彼らの研究が進むことが期待されています。
お問い合わせ先
関西外国語大学 広報部
電話:072-805-2817(日・祝除く午前9時~午後5時)
E-mail:
[email protected]
公式サイト
関西外国語大学公式サイト
この受賞をきっかけに、AIを活用した新しい学びの形がさらに広がることを期待してやみません。