「Deep Sync」レポート
2025-10-14 09:42:47

研究とビジネスの架け橋「Deep Sync by STORIUM」の魅力を探るイベントレポート

研究とビジネスの架け橋「Deep Sync by STORIUM」の魅力を探るイベントレポート



2025年9月18日と19日の2日間、東京ミッドタウン八重洲で開催された「esse-sense Future Forum 2025」で行われた「Deep Sync by STORIUM」は、研究開発型スタートアップと投資家・企業の対話の場として注目を集めました。この独自のイベントは、株式会社グランストーリーが運営するイノベーションプラットフォームSTORIUMが主催し、スタートアップに対する投資やビジネスの可能性を探るための重要なステップとなりました。

Deep Syncの目的とプログラム概要



「Deep Sync」は、科学技術の社会実装を進めるための出会いの最適化を図ることを目的としたプログラムです。全国800社以上のスタートアップデータベースを持つSTORIUMが、AI、バイオ、クリーンテックなどの多様な分野から厳選した22社のスタートアップを選びました。参加企業は、CVC(Corporate Venture Capital)、VC(Venture Capital)、事業会社と1対1で面談を行い、資金調達や共同研究の機会を探っていきます。

今回のイベントでは、合計80件の面談が行われ、各25分という限られた時間の中で実践的な議論が展開されました。事前選考を通過したスタートアップと資金を提供する企業との出会いが、今後のプロジェクトや研究の進展に向けた第一歩となることが期待されています。

事前準備の重要性



このプログラムは、参加者が最適な対話を行うために、いくつかの事前準備が整えられていました。スタートアップへの事前メンタリングにより、ピッチ資料のブラッシュアップや事業計画の整理が行われ、投資家や事業会社への情報共有も徹底されました。こうした調整のおかげで、参加者同士の理解を深め、限られた面談時間を有意義に活用することができたのです。

参加者の体験談



参加したスタートアップの代表者たちからは、満足度の高い声が寄せられました。

株式会社AOZORA 舩越 亮さん



「宇宙分野は長期的な資金調達が必要ですが、今回のように業界内の多様なプレイヤーと面談できたことで、新たな視点での議論ができました。」

株式会社NERON 長﨑 恭久さん



「準備された情報をもとに、初回から本質的な議論を行うことができ、今後の関係構築が期待できる内容でした。」

株式会社ミーバイオ 早水 建祥さん



「私たちのビジョンに合った企業との出会いを果たし、今後の事業にともに取り組んでいくことを楽しみにしています。」

事前準備や相手企業選定の細やかさを活かし、参加者たちの満足度を高めるプログラムの運営は、多くの人々に高く評価されました。

esse-sense Future Forum 2025の意義



「esse-sense Future Forum 2025」は、企業向けの招待制カンファレンスとして、研究とビジネスのつながりを深めることを目的としています。科学技術の社会実装や資金循環構造に関する議論は、今後の産業や社会に大きな影響を与えるものであり、様々なプレイヤーとの協力関係が必要です。

このようなプログラムを通じて、新たな価値の創出が期待される未来へ向けた重要な一歩が踏み出されました。

まとめ



「Deep Sync by STORIUM」は、スタートアップと投資家の架け橋となる貴重な機会を提供しました。今後もこのようなイベントが開催されることで、研究開発型スタートアップが新たなビジネスチャンスを創出し、社会に貢献することが期待されます。新たな技術やアイデアがビジネスの現場に結びつくことで、未来へ向けた挑戦がより加速することでしょう。


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