戦後80年記念!平和を考えるフィールドワーク、パラオ編
公社社団法人日本青年会議所が2025年に展開する『戦後80年プロジェクト』の第2弾として、パラオ共和国のペリリュー島で「戦跡フィールドワーク」が開催されます。この取り組みは、高校生や大学生を対象に、戦争の歴史と現在の平和について深く学ぶ機会を提供することを目的としています。
プロジェクトの背景
戦後80周年という節目の年、日本JCは平和の重要性を再認識するためのさまざまな事業を展開しています。このプロジェクトは、若い世代に過去の戦争の悲劇を知ってもらい、未来の平和に対する意識を高めることを目指しています。具体的には、戦争中のエピソードを集め、それを基にした漫画を制作し、その作品を広めることで、歴史を後世に伝えることを試みています。
パラオ共和国戦跡フィールドワークの詳細
2025年8月19日(火)から22日(金)に開催されるこのフィールドワークでは、参加者が実際にペリリュー島を訪れ、当時の戦跡を見学し、歴史を学ぶ貴重な体験をすることができます。
ペリリュー島は、第二次世界大戦中、日本兵が多数命を落とした激戦地です。多くの戦跡が今なお残されており、その場所で学ぶことで、平和がどれほど大切なものであるかを感じ取ることができるでしょう。また、米軍による整備開発が進められている現状を目の当たりにすることで、過去を理解しつつ未来について考える機会を持つことができます。
フィールドワークの参加方法
フィールドワークには、全国から選ばれた高校生と大学生の20名が参加することができます。参加者は、事前研修を受けた後、フィールドワークに参加し、最後には報告会で体験を共有します。
以下のスケジュールで進行されます:
1.
事前研修: 2025年5月31日(土)または6月7日(土)15時〜1時間@Zoom
※どちらか一方の日程で参加が必要です。
2.
フィールドワーク: 2025年8月19日(火)〜22日(金)@パラオ共和国
3.
報告会: 2025年9月27日(土)@東京(Zoom参加も可能)
参加費用は20万円ですが、交通費、宿泊費、現地での食事代や研修費等を含む内容となっています。国内移動費は自己負担となります。
応募方法と締切
参加希望者は、指定のGoogleフォームから必要事項を記入して申し込みができます。応募受付は2025年5月10日(土)まで。参加者は、選考の結果が5月24日(土)までに通知されます。
このフィールドワークは、過去の経験を通じて平和の重要性を認識し、これからの未来を築くために必要な行動力を育む貴重な機会です。興味のある方はぜひ応募してみてください。
また、今後は小学生から大学生を対象とした教育プログラム「対話で繋ごう平和のピース」や、高校生と大学生を対象にした「グローバルピースサミット」なども予定されています。青春の一ページを平和の学びにつなげるチャンスをお見逃しなく。