トヨタモビリティ滋賀での外国人スタッフ育成見学研修の魅力
2026年2月16日、滋賀県大津市のトヨタモビリティ滋賀 大津店にて、初の外国人スタッフ向けの現地見学研修が開催されます。この研修は、日本経営開発協会と関西経営管理協会の主催で、多国籍人材マネジメントをテーマに行われます。近年、様々な企業が外国人スタッフの採用を進めていますが、採用と育成の過程には多くの課題が存在しています。特に言語や文化の壁が障害となり、企業はその対策に苦慮しているのが実情です。
トヨタモビリティ滋賀は、早くから外国人整備士の採用に取り組み、現在では約40名が現場で活躍しており、整備士全体の三分の一を占めるまでになっています。このような多国籍な職場で、互いの国籍を尊重しあいながら働く環境を整えている同社は、他の企業にとって非常に参考になる存在です。
外国人採用が当たり前になる時代──現場で本当に必要なこととは
トヨタモビリティ滋賀では、外国人スタッフが働きやすい環境を整えるための様々な取り組みが行われています。以下のポイントが特に重要です:
- - 大学との提携:ベトナムの工業大学と連携し、優秀な人材を育成しています。
- - 現地育成施設との協力:教育および育成に関するノウハウを共有し、実践的なスキルを向上させています。
- - 適正を見極める採用プロセス:適性検査を取り入れて、スキルやコミュニケーション能力を見極めています。
- - 教育・フォロー体制:入社後も継続して教育やフォローを行い、社員の成長をサポートします。
- - 管理職向けマネジメント教育:外国人スタッフが活躍できるように、管理職への教育も充実させています。
この研修を通じて、参加者はトヨタモビリティ滋賀が実際にどのように多国籍人材のマネジメントを行っているのかを学ぶことができる貴重な機会となります。
現地で学ぶ「多国籍人材マネジメント」3つのポイント
研修では、以下の3つのポイントに焦点を当て、現場で実践されている実例を学びます:
1.
現場で実践される多国籍人材マネジメント:実際に外国人スタッフが働いている店舗や整備工場を見学し、日々のコミュニケーションや業務の進め方を体感します。
2.
採用から教育・定着までの一貫した仕組み:採用時の適応判断や入社後の教育体制、キャリア支援がどのように構築されているのかを学ぶことができます。
3.
仲間として支え合う職場文化の醸成:国籍を超えて、仲間として迎え入れられる職場環境作りの背景を理解します。
単独講演:トヨタモビリティ滋賀 社長 小澤伸之氏
研修の前半では、代表取締役社長の小澤伸之氏による講演も行われます。講演では、外国人採用の背景や、多国籍人材が活躍する組織づくりの条件、異文化を超えて共同で働くための理念と仕組み、そして管理職に求められる視点などについてのお話が期待されます。
開催概要
- - 日時:2026年2月16日(月)13:20~15:30頃
- - 会場:トヨタモビリティ滋賀 大津店
- - 参加費:58,000円(税込。2名以上は割引あり)
- - 定員:20名(先着順)
- - 対象:外国人スタッフの採用・育成に課題を持つ企業や管理職
今回の研修は、外国人採用の実際を知りたい企業にとって貴重な経験になるでしょう。ぜひこの機会を逃さず、参加をご検討ください。
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