ストックマーク株式会社が日本マイクロソフト株式会社が推進する「生成AI事業化支援プログラム」に参加したことを発表しました。このプログラムは、生成AIの利用拡大と活性化を目指し、パートナー企業と日本マイクロソフト社が連携して進める取り組みです。ストックマークの参加により、生成AIをビジネスの現場でどう実装し、活用するかが注目されます。
ストックマーク株式会社は、長年のビジネスデータ収集を基に、国内最大級の独自LLM(大規模言語モデル)を開発しており、これを活用した生成AI基盤を確立しています。特に、日経225の多くの企業が導入したプロダクトを展開し、様々な業界における生成AIの実装を推進しています。
今回、ストックマークが提供する「Stockmark A Technology (SAT)」は、Azure OpenAI Serviceとの接続が可能で、組織内の生成AIの利用を促進するためのプラットフォームとして一層の進化を遂げます。これにより、より多くの企業が生成AIを活用しやすくなり、ビジネスにおける生産性向上が期待されています。
生成AI事業化支援プログラムでは、日本マイクロソフト社からは技術情報やベストプラクティスの共有が行われ、パートナー企業が自社の生成AIソリューションを強化する支援が行われます。また、マーケティングや資金支援の情報提供、月次イベントの開催など、パートナー間のネットワーキングの場も設けられます。
ストックマークの代表取締役CEO、林 達氏は、生成AIの進化により専門領域での知識の深さが人間を超えつつある一方で、非構造化データの持つ課題にも言及しています。IDCの調査によれば、企業が保有するデータの約90%は非構造データであり、これを構造化しない限り生成AIの精度が十分に発揮されないとしています。ストックマークのSATは、こうした非構造データを構造化し、RAG(Retrieval-Augmented Generation)に対応した状態へ変換することを目指しています。
また、日本マイクロソフト社のクラウド&AIソリューション事業本部の大谷 健氏も、ストックマークの参加を歓迎し、SATの活用を通じて精度向上が期待できるとコメントしています。AIエージェントの実用化を加速させるために、ストックマークの生成AI基盤やデータ構造化サービスが大いに役立つことでしょう。
ストックマーク株式会社は、「価値創造の仕組みを再発明し、人類を前進させる」というミッションのもと、最先端の生成AI技術を利用して多くの企業の変革を支援しています。会員制の情報検索サービス「Anews」やデータ構造化プラットフォーム「SAT」を通じて企業の成長を後押しし、さらなるビジネスの発展に貢献しています。
興味を持つ企業や団体は、ぜひお気軽にストックマークに問い合わせていただきたいと思います。AIとSATを駆使して、今後のビジネス成長に寄与する新たなチャレンジが始まります。詳しくは、公式ウェブサイトをチェックしてみてください。URL:
ストックマーク公式サイト。