TYO学生ムービーアワード
2025-03-18 12:11:40

第5回 TYO学生ムービーアワード 心に響く受賞作品が決定!

第5回 TYO学生ムービーアワードの受賞作品について



2023年3月17日、赤坂インターシティコンファレンスで行われた第5回 TYO学生ムービーアワードの表彰式で、若き映像制作に挑む学生たちのクリエイティブな作品が称えられました。このアワードは、次世代の映像制作における才能を発掘し、それを支援することを目的に、株式会社TYOが開催しています。

今年のテーマ「ひみつ」とは?



今年の応募テーマは「ひみつ」。学生たちは、このテーマに基づいて60秒のショートフィルムを制作しました。応募作品の中には、生成AIなどの最先端技術を取り入れた斬新なアイデアが盛り込まれた作品もあり、未来の映像制作を担う学生たちの独自の感性が感じられる瞬間がありました。

審査員として参加したのは、国際短編映画祭代表の俳優・別所哲也氏や、謎解きクリエイターの松丸亮吾氏です。特別な視点から「ひみつ」を探求する彼らの審査によって、最終ノミネートの5作品が選出されました。

受賞作品の詳細



金賞に輝いたのは、長岡造形大学の奥村百絵さんの『多目的の住人』。この作品は、清掃員のアルバイトの体験から着想を得て、ユニークなストーリーを描き出しました。受賞の際、奥村さんは「映画制作の資金集めを目的に応募したので、賞金の100万円が嬉しい」とコメントしています。

次に銀賞を受賞したのは、東京俳優・映画&放送専門学校の阿部瑞樹さんによる『カイブツ』。人間の本能と「ひみつ」について考察したこの作品では、独特の構成が光ります。阿部さんは、「難しかったですが、1分間の中で2つの物語を展開する構成にこだわりました」と語っています。

銅賞に選ばれたのは、日本大学の河合琉嘉さんの『実』。彼は、映像制作の技術を駆使しながら、人の心に残るインパクトを考え抜いた作品を披露しました。河合さんは、「このような賞をもらえて大きな自信になりました」と話しました。

また、同じく銅賞の林瑠奈さんの『秘密葬礼サービス』は、「墓場まで持っていく」という言葉をインスピレーションに創作された作品で、60秒に情熱を込めて仕上げました。

審査員特別賞には、日本大学の並河和さんが描く『ジーンズ』が選ばれ、作品を縦型動画として制作したことに関して新たな挑戦を誉められました。

最後に



表彰式には多くの観客が集まり、映像表現の無限の可能性に触れつつ、学生のクリエイティビティを称賛しました。TYOの代表、早船浩さんは「映像制作は本当にやりがいのある仕事です。学生の皆さんには未来の映像業界を盛り上げていってほしい」と熱いメッセージを寄せました。

受賞作品は現在、公式サイトで視聴可能で、金賞・銀賞の作品はショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2025でも公開予定です。このアワードは、若い才能が切り開く新たな映像表現の可能性を感じさせる、素晴らしいイベントでした。


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