秋田・男鹿の新たな魅力を体験!新定番酒『廻(めぐる)』が誕生
秋田県男鹿市の稲とアガベ株式会社が新たにリリースするクラフトサケ、『廻(めぐる)』がついに登場します。この新酒は、2025年7月23日から29日まで伊勢丹新宿店で開催される「ISETAN発酵WEEK」にて先行販売されます。これまでの日本酒の常識を覆す、新しい体験をする絶好の機会です。
『廻(めぐる)』の独自性とは?
『廻』は、日本酒の技術を基盤に、関連会社の早苗饗蒸留所で生まれるクラフトジンのボタニカル残渣を中心に、ワインやビールの要素を取り入れたユニークなお酒です。稲とアガベの代表、岡住修兵氏は『廻』の開発にあたり、「サステナブルな酒造り」を理念に掲げており、米や麹などの基本原料に加え、ブドウやホップなどの副原料を駆使し、全ての素材が調和した一品を目指しました。
このお酒のラベルには、画家・杉山洋平氏が男鹿の夕日と輪廻をモチーフにした美しいイラストを手がけており、書家・辻井樹氏によって『廻』という文字が力強く揮毫されています。ビジュアルも含めて、多くの人々に受け入れられるお酒としての存在感を示しています。
男鹿の文化と酒造りの高みを目指す
稲とアガベは、2021年に創業以来、地域の風土を感じさせる「クラフトサケ」の製造に取り組んできました。その基本理念は、地域メディアとしての役割も担っており、男鹿の魅力を発信、観光誘致を行うことにも焦点を当てています。他にもレストランやスナックの運営、さらにはサウナ付きホテルの開業など、地元のコミュニティに根ざした魅力的な事業を展開中です。
『廻』は、岡住氏が語るように「新たな定番酒」としての誕生を遂げました。地元の酒粕を利用して蒸留したスピリッツやジンの残渣を再利用するなど、オールサステナブルな取り組みが垣間見えます。特に、地域の食材を活かして新たな価値を創造する『SANABURI構想』では、廃棄物のリスクが高い食材を有効活用する取り組みへの情熱が感じられます。
試飲会が楽しみな『廻(めぐる)』の発売
『廻(めぐる)』は、税込3850円で720mlの容量で提供される予定です。試飲会では甘味、酸味、苦味、渋みが絶妙に調和した味わいを体験することができます。これまでの日本酒とは異なる、新しい味わいの体験が待っています。この機会にぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
男鹿の新たな魅力、『廻(めぐる)』は、酒造りの取り組みと地域への貢献を見事に融合させた新しいクラフトサケです。ISETAN発酵WEEKでその独自の味わいを是非体験してみてください。稲とアガベの挑戦は、私たちに新たな酒の楽しみ方を提案してくれています。男鹿の夕日を思わせるその美しい味わい、きっと心に残ることでしょう。