「ナスみら2025」の魅力に迫る!
2025年11月9日、東京都北区の北とぴあ展示ホールにて、看護職に興味を持つ中高生を対象にした体験型イベント「ナスみら2025」が開催されました。このイベントを主催するのは、看護師支援事業を行うマインヘルスケア株式会社の「ナースまつり実行委員会」です。新型コロナウイルスの影響を受けた昨今、看護職への理解を深めるための貴重な機会として、多くの中高生が参加しました。
開催の背景と目的
日本は少子高齢化が進み、看護職の需要が急増しています。しかし、看護系の大学や専門学校の受験者数は減少傾向にあり、将来の看護職不足の懸念が高まっています。このような状況を受け、「ナスみら」は中高生に対して看護職の魅力を実感してもらい、キャリア形成を支援する目的で企画されました。
参加者の声
来場者数は294名を記録し、参加者からの満足度は驚異の100%という結果が出ました。アンケートでは、「また参加したい」と答えた学生が99.3%に達し、友達に勧めたいという意向もほぼ同様の数値でした。参加者からの評価は高く、以下のような声が寄せられました。
- - 「医療の疑似体験から進路相談まで内容が充実していた」
- - 「血液検査が楽しかった!」
- - 「看護師の仕事を体験することで目指したい意欲が上がった」
このように、参加者は現場での実践的な体験を通じて、看護職への興味を深めたようです。
人気コンテンツとは?
「ナスみら」では、11種類の看護技術体験に加え、進学相談エリアやエンタメ要素を取り入れた様々なアクティビティが用意されていました。参加者は、実際の医療機器を使用する機会が得られ、具体的な技術を学ぶ貴重な体験ができました。最も人気のあったコンテンツは、「点滴・採血チャレンジ」であり、その後には「バイタルサイン測定」や「沐浴体験」等が続きました。これにより、看護職のリアルな側面を体感し、多くの学生が将来の夢として看護師を意識するきっかけとなったのです。
ミニセミナーと進学相談
さらに、現役の看護師や教職員によるミニセミナーも好評で、参加者はリアルな進路情報を得ることができました。「専門学校と大学の違い」や「学費準備ガイド」、さらには「生成AIの活用術」など、多様なテーマが用意され、多くの質問が寄せられたそうです。これは、単なる体験に留まらず、参加者の将来を見据えた具体的な情報提供の場ともなりました。
参加者の未来への一歩
会場には「私のなりたい看護師」というテーマの桜の木が設置され、参加者が自分の理想の看護師像を形にしていきました。初めは寂しかった桜は、活動を通じて満開の桜となり、参加者たちの夢や目標を象徴する存在となりました。この取り組みは、看護職への憧れを具体的な目標に変える素晴らしい機会となったのです。多数の声には、フライトナースや笑顔が素敵な看護師を目指す意欲が見受けられ、看護職の未来を担う新たな世代の育成がこうして進められています。
今後の展望
参加者からは「救急救命の体験」や「手術室見学」など、より多様な体験プログラムを希望する声が寄せられています。次回は、さらに充実した内容でイベントを企画し、医療機関や教育機関との連携を強化することで、若者たちに看護職の魅力を広く伝えていく予定です。
まとめ
「ナスみら2025」は、中高生にとって看護職を身近に感じられる素晴らしい機会となりました。これからも多くの若者が看護職という選択肢をポジティブに捉え、未来を切り拓いていくことを期待しています!次回の「ナースまつり2025 in九州」も見逃せません。詳細は公式サイトをご確認ください。